LinuxでAndroidアプリを動かそうとするのは、漢(Linux)の浪漫。 Anboxなど色々方法¹はあると思うが、 Waydroidを使ってAndroidアプリを動かす方法があるらしいので、試してみた。

やり方は Waydroid、UbuntuにAndroidアプリをインストールするためのツールセット| Ubunlogに書いてあるとおり。

$ export DISTRO="bullseye" && \
sudo curl https://repo.waydro.id/waydroid.gpg --output /usr/share/keyrings/waydroid.gpg && \ 
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/waydroid.gpg] https://repo.waydro.id/ $DISTRO main" > ~/waydroid.list && \
sudo mv ~/waydroid.list /etc/apt/sources.list.d/waydroid.list && \
sudo apt update

$ sudo apt install waydroid
$ sudo waydroid init

そして、waydroid show-full-uiしようとすると…

[01:13:16] Starting waydroid session
[01:13:16] XDG Session is not "wayland"

おおう、そうだ、ディスプレイサーバーが Xorgだった。使えないのかなぁ、とか思ったが Open inside weston runned in X11 session · Issue #49 · waydroid/waydroid · GitHubを見ると westonを使えば見れるらしい。

sudo apt install weston²とDebianでもaptでインストール出来た。

waydroidを再起動しておく。次回から特に不要だった(今回も？)。

$ sudo waydroid container stop
[01:26:28] WayDroid container is STOPPED
$ sudo waydroid container start
[gbinder] Service manager /dev/anbox-binder has appeared

そして左上のアイコンを叩いてweston-terminalを起動させてXDG_SESSION_TYPE=wayland waydroid show-full-uiを叩く。すると、今度は無事に起動する。

そして、まずはwaydroid app install ~/Downloads/F-Droid.apkして F-Droidをインストールしてみる。成功。

うほほやったぜ、これで、Androidアプリがインストールし放題！？と喜び勇んでwaydroid app install ~/Downloads/動かしたいAndroidアプリ.apkを実行する。端末上はエラーメッセージも何も出ないので、インストール出来たのかと思うが、実は失敗している。

悲しい結果なのだけど、 F-Droid経由でインストール出来るアプリしか成功しない。 DMMブックスアプリとかダウンロードして、 Package Managerをインストールして試みても

com.dmm.app.dmmbooks.DmmApplication
Result: Application is incompatible with this device

このデバイスとは互換性がないと失敗する。

正直、 F-Droidにあるアプリは、Android向けのFOSS(フリーオープンソースソフトウェア)なので、殆どLinuxで代用できるアプリばかりで、企業・ブランドアプリはない。

Twidere、Ultrasonicなどインストールしてみたら、成功して、音なども出たのだけど、嬉しくない。

もしかしたら、自分の端末のCPU原因でインストールできないのかも知れないし、設定を弄れば可能になるのかも知れないけど、良く分からない。ともあれ、インストール、アンインストールは楽なので試すのは楽ちんだ。