open.Yellow.osでflakpak
でインストールしていて気付いたけど、システムにアプリケーションをインストールしている。
Pop!_OSのようにユーザとしてインストールしたい。
flakpak
は設定ファイルのパスは変らないが、flatpak install アプリケーション
の時、--user
を付けずインストールした場合、バイナリーのパスはシステム配下/var/lib/flatpak/exports/bin/
となる。しかし、--user
を付けてflatpak --user install アプリケーション
とインストールした場合は、ユーザ配下~/.local/share/flatpak/exports/bin/
となる。
Gnome Software plugin - install to –user? : flatpakを見ると同様の思いを持った人もいるみたいで、GNOMEソフトウェアで制御することできないようだ。
you could simply remove the system flathub remote.
システムの flathub リモートを削除するだけで済みます。
といっているが、うーんそうなのか?1。
$ flatpak remotes
Name Options
flathub system
確認すると確かにシステムとして flathub リポジトリが追加されている。削除して本当に良いのか怖かったが、やってみた。
flatpak remote-delete flathub
はシステムなので出来ないのでsudo
を付けた。
$ sudo flatpak remote-delete flathub
$ flatpak remote-add --user --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
$ flatpak --user remotes
Name Options
flathub user
リポジトリだけでなく、flakpak
アプリケーションも一気に削除される。削除した直後だとGNOMEソフトウェアの内容が更新されていないようなので、再起動した。
GNOMEソフトウェア上でもユーザとしてインストールするようになったようだ。
実際にインストールされたバイナリをみても/var/lib/flatpak/exports/bin
ではなく~/.local/share/flatpak/exports/bin
配下にインストールされるようになった。
ただ、例えば、nextcloud
はGNOMEソフトウェアから検索できないようなってしまったが、コマンドflatpak --user install flathub com.nextcloud.desktopclient.nextcloud
で普通にインストールできる。よく分からん…いきなりリポジトリ削除はあれだったかな…
GNOMEソフトウェアプラグインを使ってやれそうな気もして、ググって以下のページを見付けたけど
Flatpak and GNOME Software – Technical Blog of Richard Hughes
良くわからず…なら、いっそオプション--user
付けずにデフォルトをユーザに出来ないのかな?とか思ったが
Default to user installation · Issue #4099 · flatpak/flatpak · GitHubをみるかぎり、
you can simply only configure remotes in your user installation. The Flatpak CLI will then use the user installation without requiring you specify –user.
リモートを構成するだけで済みます。 Flatpak CLI は、指定を必要とせずにユーザー インストールを使用します。
とやはりリポジトリを構成することで制御してくれとある。なので上では--user
を付けたがシステムからリポジトリを削除してしまえば、付けなくてもユーザインストールしてくれるようだ。
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リポジトリの管理については Flatpak - ArchWikiに細かい記述がある ↩︎