有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2018年04月19日 23:36:14 JST - 3 minute read - Comments - Amazon

サーバーレスでメール送受信が可能となるAmazon Simple Email Service(SES)を使う part 1

AWSなら、「なんでもできる、なんでもなれる、輝く未来を抱きしめて!」

ブログぐらいなら、サーバーレスでできるけど、メールはどうなんだろうと調べると今やサーバーレスでメールを送れる。

参考: WordPress+AWSならSESでメールサーバーを持たない運用 | 高橋文樹.comということを知る。

Amazon Simple Email Service(SES) サービスに遷移

1. 先ずドメインの検証をする。

メニュー Domains-> Verify a New Domainボタン押下。そして、取得しているドメインを入力。Generate DKIM Settingsもチェック。 Verify This Domainボタン押下。 Use Route 53ボタン押下。

Amazon Simple Email Service
Amazon Simple Email Service
Amazon Simple Email Service

送信だけでなく、受信メールアドレスとしても使用するので Email Receiving Recordにチェックをする。MXレコードが存在していると書き換えられちゃいますよ、みたいな警告が出るけど、そのまま Create Record Sets

Amazon Simple Email Service

この時点では Statuspending verificationとなっている。

Amazon Simple Email Service

Route 53サービスに行き、登録したドメインを確認すると、 MX,TXT,CNAMEのレコードが追加されている。

Amazon Simple Email Service

ドメイン検証Route 53追加前

Amazon Simple Email Service

ドメイン検証Route 53追加後

メインを購入したサイト(レジストラ)で、同様に MX,TXT,CNAMEのレコードを追加する。

私のケースだと ムームードメインなのだけど、ムームーDNSのセットアップしないと MX,TXT,CNAMEのレコードを追加できなさそうに思えた。しかし、 ムームーDNS -> 変更からカスタム設定のセットアップ情報変更に遷移すれば、追加できる。

そして、設定2の下にあたりにレコードを追加するための入力欄があるので、 MX,TXT,CNAMEのレコードを登録していく。

サブドメイン 種別 内容 優先度
TXT [Route 53での値]
MX [Route 53での値] 10
[固有の文字列] CNAME1 ホスト名(例:ariamsou16.com)
Amazon Simple Email Service
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Linux

dig ドメイン mx

arimasou16@ubuntu:~$ dig arimasou16.com mx

Windows

nslookup -q=mx arimasou16.com

でMXレコードの登録を確認する。

暫くすると、 Statusverifiedになる。

Amazon Simple Email Service

2. メールアドレスの検証をする。

次に、メニュー Email Addresses-> Verify a New Email Addressボタン押下。取得ドメインのメールアドレスを入力したい気持ちを抑えて、既に使っている有効なメールアドレスを入力して、 Verify This Email Addressボタン押下。確認メールを送ったメッセージが出る。

Amazon Simple Email Service
Amazon Simple Email Service

確認メールの内容に貼られたリンクをクリックして、検証を成功させる。

Amazon Simple Email Service

こちらも、 Statusverifiedになる。すると、このメールアドレスにはメールを送信できることになる。SESでは、デフォルトではあちこちに無尽蔵にメールが送れないように、送信先のメールアドレスは検証が必要となっている。

Amazon Simple Email Service

長くなったので、 次回に続く


  1. うーん、これで合っているのか、正直、よく分からん… ↩︎

Tags: AWS

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