iPhoneのAirDropに無理矢理?対応したAndroidのQuick Share。正直、転送速度が遅いので LocalSendばかり使っていたが、Android、Chromebookごとにインストールするのは面倒1なので、Quick Shareに対応している Packetを使ってみた。以下、flatpak版で話を勧める。
以前、
Packet is an Android Quick Share App for Linux - OMG! Ubuntuで紹介されたときは、試すも失敗したので速攻アンインストールしたのだけど、今回、受信、送信、バックグラウンド実行、そしてトレイアイコン化まで出来て、実用に耐えうるようになったなってないが、書き始めたので紹介する。
ファイヤーウォールの設定
ufwを設定してない人はここは無視。去年までは有効化してなかったのだけど、余りに昨今のセキュリティ事情が危うくなっていうので有効にし始めた。
portの数字だけ開けると、後で見直したときに何で開けているのか分からないので、/etc/ufw/applications.d配下にアプリケーションファイルを作成して、portを開ける。
/etc/ufw/applications.d/packet
[Packet]
title=Packet Quick Share Client
description=Allow Packet to receive files via Quick Share
ports=9300/tcp|5353/udp|5355/udp
Fails to send data from Android to app #35を見ると9300/tcp、5353/udp、5355/udpが必要とある2。どこのポートを必要としているかはGUFWの レポート で確認できる。
$ sudo ufw app list
利用可能なアプリケーション:
Packet
$ sudo ufw allow Packet
ルールを追加しました
ルールを追加しました (v6)
$ sudo ufw status verbose
状態: アクティブ
ロギング: on (low)
Default: deny (incoming), allow (outgoing), disabled (routed)
新しいプロファイル: skip
To Action From
-- ------ ----
9300/tcp (Packet) ALLOW IN Anywhere
5353/udp (Packet) ALLOW IN Anywhere
5355/udp (Packet) ALLOW IN Anywhere
9300/tcp (Packet (v6)) ALLOW IN Anywhere (v6)
5353/udp (Packet (v6)) ALLOW IN Anywhere (v6)
5355/udp (Packet (v6)) ALLOW IN Anywhere (v6)
スマホからの受信
受信するPC端末でPacketを起動する。そして、スマホから共有でQuick Shareを選択して、共有先としてPC端末を選択する。使いづらいと思うのは起動していても、Packetをウィンドウを開いてAcceptしないと受信できず、タイムアウトになってしまう。受信を検知したらPacketのウィンドウがフォーカスされてくれれば良いのだけど、今のところそうなってないようす。
PCからの送信
送信の場合は、Packetウィンドウを開いてドラッグアンドドロップするか Add Files で送信するファイルを選択する。この時、flatpak権限でfilesystemで許可されたところだけで、デフォルトはダウンロードフォルダ配下だけとなる。
しかし、抜け道というか、 Nautilus Plugin を導入すると、どこからも共有できる。一旦、
GSConnectで送信できているだけだった。GSConnectの送信機能が~/.local/share/nautilus-python/extensionsを経由?するかだろうか。python3-nautilusインストールで有効化されたっぽい。
プラグイン導入時にはsudo apt install python3-dbus python3-nautilusのコマンドを実行する必要がある。
スマートフォン側で 連絡先 の共有から一時的に全員にする必要がある。そして、PC端末から送信を承認するとスマートフォンで受信できる。らしいのだが…
端末も見えて、スマートフォンで承認して送信まで実行できるんだけど、エラーとなる。共有先を全員、ファイヤウォールをオフにしても駄目、原因、解決方法が分からない。
バックグランド実行
バックグランド実行は、 設定画面でオンにしよとするとダイアログが表示されるので、 Allow すれば許可されてバックグランド実行される。flatpak権限が、デフォルトでは Background を許可してないので、許可しないと、設定画面でオンにできない。
自動起動はflatpak版でもちゃんとExec=flatpak run --command=packet io.github.nozwock.Packet --backgroundの形でファイルが作成されるのが嬉しい。
トレイアイコン化
バックグランド実行してくれるのはいいんだけど、それが視覚的に分からない。トレイアイコン化したいのだけど、 2025-01-14 (0.5.4バージョン) 時点だと、安定板としてリリースされていない。flatpak版だけでなく
Releases · nozwock/packetを見ても同じだ。
Add tray icon support (#121) · nozwock/packet@1f752bf
修正は既に終っていて、nightly版をインストールしてみたころ、トレイアイコン化されたので、あなたがこの記事を見た頃にはリリースされているかも知れない。
nightly.link | Repository nozwock/packet | Workflow ci.yml | Branch main
nightly版は安定板と共存できるらしいでの両方インストールしておいて、 0.5.5バージョン がリリースされたら、nightly版を削除しても良いかもしれない。
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とはいえ、 LocalSend WebというWeb版がある。しかし、共有先も開いておく必要があるので面倒。 ↩︎
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、自分の環境だと
39911/tcpも必要だったの開けたが、Static Network Port を有効で9300と設定にしたら39911/tcpは不要かも知れない。 ↩︎

