ASUS Chromebook Flip C101PAにArch Linuxをインストールして、ポメラ化するのは、今回の記事で終了となる。
タッチパッド?が壊れた
というのも、ハード的におかしくなってしまった。クリック、カーソル移動が勝手にされるし、画面表示もおかしい。最初SDカードの読み込み不良かと思ったけど、Ctrl+d
による本体ChromeOS起動でも、同じ事象なのでソフトよりもハードが駄目になってしまった…
追記 2024-02-08
液晶にヒビが入っていた…そのせいでタッチやカーソル操作ができなくなってしまったようだ。液晶交換すれば直るのか知れんが…
追記ここまで
問題点というか課題はいくつか残っている
-
日本語インプットメソッドが起動しない(
vim
でのeskk
で対応は可能) -
ターミナルが透過しない
-
クラウド同期で試したのは Joplinのみ
google-drive-ocamlfuse
は直でインストール出来ない。opam
も依存パッケージのrsync
、hg
をインストール出来ない。owncloud-client
をインストールして、owncloudcmd
によるWebDavによる同期は成功した。例:owncloudcmd $HOME/nextcloud/同期ディレクトリ http://example.com/nextcloud/remote.php/dav/ユーザ名/同期ディレクトリ
。 ~/.netrc による-n
は廃止になっていた。LinuxからWindowsのWebDAVをマウントする #Linux - Qiitaを参考にして、WebDAVクライアントをインストールしようとしたが、
neon
はインストール出来たけど、davfs2
のインストールはビルドに失敗してしまった。
こうなるとやはりマウスやらタッチパッドが壊れてもLinuxコンソール(仮想コンソール)で完結すると強いなぁ、とか思うがどうしようもない。
Alacrittyインストール・設定
メインで使っていくターミナルをインストール、設定していく。xterm
のままでも良いけど、やはりそこはリッチなものを使いたい。
いつもならタブ表示や背景画像の設定ができるkitty
をインストールするのだけど、そんないくつもターミナル開かないだろうし、他のアプリも起動しないから透過さえできれば良いとalacritty
を使ってみる。
フォント、クリップボード操作系、alacritty
インストール、設定ファイル作成している。xclip
とxsel
の違いは良く分からない。xclip
の方が、細かい制御が効く感じ。xsel
は僅かに依存が少ない。wl-clipboard
はWayland用。
$ sudo pacman -S noto-fonts-cjk ttf-cica
$ sudo pacman -S xsel
$ sudo pacman -S alacritty
$ mkdir -p ~/.config/alacritty
$ nvim ~/.config/alacritty/alacritty.toml
~/.config/alacritty/alacritty.toml
[window]
opacity = 0.7
startup_mode = "Fullscreen"
[font]
normal = { family = "cica", style = "Regular" }
bold = { family = "cica", style = "Bold" }
italic = { family = "cica", style = "Italic" }
bold_italic = { family = "cica", style = "Bold Italic" }
size = 14
[selection]
save_to_clipboard = true
[terminal]
osc52 = "OnlyCopy"
[keyboard]
bindings = [
{ key = "t", mods = "Control|Shift", action = "CreateNewWindow" }
, { key = "+", mods = "Control", action = "IncreaseFontSize" }
, { key = "-", mods = "Control", action = "DecreaseFontSize" }
, { key = "0", mods = "Control", action = "ResetFontSize" }
, { key = "q", mods = "Control", action = "Quit" }
, { key = "s", mods = "Control|Shift", action = "SpawnNewInstance" }
, { key = "v", mods = "Super", action = "ToggleViMode" }
, { key = "m", mods = "Super", action = "ToggleMaximized" }
]
設定は Alacrittyを見れば大体分かる。 YAML形式での設定が、検索でヒットするが、今は TOML形式が推奨なので注意。
twm
だからなのかstartup_mode = "Fullscreen"
としてもフルスクリーンにはならない。にしてもViMode
ってのがあるんだね。いや驚いた。vim
からterminal
しても良いんだけど、それだとやはり?画面描画とかタイムラグが結構あるんだよね、うーん、alacritty
に本格的に乗り換えても良いかも。
後、何故か?opacity = 0.7
の透過が効かない…twm
だからか、その設定の何かが邪魔しているのか? ~/twmrc にStyle "Alacritty" Background ""
としたけど、駄目。kitty
で試しても駄目。conky
では透過できてるんだけどねぇ。
NeoVim(Vim)の設定
nvim
をインストール、設定する。
$ sudo pacman -S neovim
$ sudo pacman -S python-pynvim
$ git clone https://github.com/arimasou16/dotfiles.git
$ git clone https://github.com/arimasou16/functions.vim
$ mkdir -p ~/.config/nvim
$ ln -s $HOME/git/dotfiles/vimrc $HOME/.config/nvim/init.vim
$ ln -s $HOME/git/dotfiles/gvimrc $HOME/.config/nvim/ginit.vim
$ mkdir -p $HOME/.local/share/nvim/site/
$ ln -s $HOME/git/dotfiles/.vim/autoload $HOME/.local/share/nvim/site/autoload
$ ln -s $HOME/git/functions.vim/ $HOME/.vim/plugged/functions.vim
$ sudo pacman -S ripgrep
これまでnvim
だけ使っていたので気付かなかったが、ARM系はdeno
がインストール出来ない…とりあえず何でもいいからインストールする方法1やdocker
を使ったローカルでビルドする方法があるが、パス。詳しいことは
GitHub - LukeChannings/deno-arm64: ARM64 builds for Denoにある。
sudo pacman -S unzip
curl -fsSL https://deno.land/install.sh | sh
しょうがないので、以下のプラグインのインストールは諦める。
Plug 'vim-denops/denops.vim'
Plug 'yukimemi/dps-hitori'
久し振りに GitHub - vim-skk/eskk.vim: eskk is pure Vim script implementation of input method engine SKKをインストールする。
前準備として作業ディレクトリ作成、SKK辞書をインストールする。
sudo pacman -S skkdic skkdic-extra
mkdir -p ~/.config/eskk
.vimrc もしくは init.vim を以下のよう設定。
Plug 'vim-skk/eskk.vim'
" eskk
let g:eskk#directory = "~/.config/eskk"
let g:eskk#dictionary = {
\ 'path': "~/.config/eskk/skk-jisyo",
\ 'sorted': 0,
\ 'encoding': 'utf-8',
\}
let g:eskk#large_dictionary = {
\ 'path': "/usr/share/skk/SKK-JISYO.L",
\ 'sorted': 1,
\ 'encoding': 'euc-jp',
\}
無事にvim
もしくはnvim
上では日本語入力が出来るようになった。
入力メソッドインストール・設定を試みるも…
xim
、uim-skk
、im-config
はインストール出来なかった。
sudo pacman -S fcitx5 fcitx5-qt fcitx5-skk
はインストール出来たので、以下のように設定してfcitx5
を起動するようにしたのだけど…
~/.xinitrc
export GTK_IM_MODULE="fcitx"
export QT_IM_MODULE="fcitx"
export SDL_IM_MODULE="fcitx"
export GLFW_IM_MODULE="ibus"
export XMODIFIERS='@im=fcitx'
export INPUT_METHOD="fcitx"
export XIM="fcitx"
export XIM_PROGRMA="fcitx"
fcitx5 &
sleep 2 &
alacritty &
twm
fcitx5-remote
は実行可能でfcitx5-remote --check
では1
が返却されて起動はしているし、ステータス確認できる。1
と非活性だったので、活性化のfcitx5-remote -o
やスイッチのfcitx5-remote -t
するも活性にならない…
やはりuim-fep
2をインストールしないと駄目なの?xorg
上なんだけど。
Conky
みんな?大好きconky
をインストールすれば、リッチな見栄えに!
sudo pacman -S conky
mkdir -p ~/.config/conky
conky -C > ~/.config/conky/conky.conf
nvim ~/.config/conky/conky.conf
~/.config/conky/conky.conf
gap_x = 960,
gap_y = 10,
own_window_transparent = true,
~/.xinitrc
fcitx5 &
sleep 2 &
conky -d -c ~/.config/conky/conky.conf &
alacritty &
twm
こちらはあっさり透過できた。
他、背景画像設定
sudo pacman -S feh
画像はxbm形式でなくても大丈夫だった。ログイン後に自動でやる場合は、以下のようにtwm
の前に実行する。
~/.xinitrc
fcitx5 &
sleep 2 &
conky -d -c ~/.config/conky/conky.conf &
feh --bg-fill '~/wallpaper.png' &
alacritty &
twm
電池の確認はacpi
をインストールすれば、残量は分かる。
[arimasou16@alarm]$ acpi
Battery 0: Charging, 65%, 00:55:06 until charged
[arimasou16@alarn nextcloud]$ acpi -V
Battery 0: Charging, 65%, 00:55:15 until charged
Battery 0: design capacity 4940 mAh, last full capacity 3699 mAh = 74%
Cooling 0: sbs-9-000b no state information available
Cooling 1: gpu-thermal no state information available
Cooling 2: soc-thermal no state information available
Cooling 3: thermal-cpufreq-18 of 8
Cooling 4: thermal-cpufreq-08 of 6
Cooling 5: thermal-devfreq-08 of 5
[arimasou16@alarm]$
sudo npm install battery-cli --global
でインストールしたbattery-cli
では分からなかった。
ブルートゥースはsudo pacman -S bluez-utils
インストールしてbluetoothctl
してもWaiting to connect to bluetoothd...
が出て終わらない。
ターミナルで動くjoplin-bin
がインストール可能で動いたので、とりあえずは最低限のことは出来るようになった。とりあえずはこんなところだ。