有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2024年10月07日 17:40:47 JST - 6 minute read - Gadgets

Vernal PD3でリセット状態(RST状態)にして障害時のロールバック感度の選択などする。ついでにちょっとした気をつけるポイント

ずっと前から気になっていた昇降デスクだが、 Vernal PD3:スタンディングデスク|人気の電動昇降デスク - Vernalがなんと驚きの2万円台で安かったので購入してみた。

詳しい内容はYoutubeにいくらでも転がってるので、それを見ていただくとして、リセット状態にする方法がマニュアルを見ても、ネットで検索しても分かなかったのでメモしておく。

Vernal PD3

まずマニュアルは Vernal PD3:スタンディングデスク|人気の電動昇降デスク - Vernalの商品情報-> 取扱説明書の PDF:Vernal-スタンディングデスク-PD3にある。

で、そこに

リセット状態、すなわちデジタルチューブがRSTを表示する状態です。

との説明があるのだけど、そもそもその状態にする方法が全く分からない。電話してみたが、楽天Linkでもpovoでの電話アプリでも2コールぐらいすると切れて駄目。メールで投げたが自己解決したので、応答はまだない。ただ、注文時、基板というか脚が先にきて天板がなかったので、別発送か問い合わせたら、次の日には回答が来たのでサポートが全くないわけではないと思う。


追記 2024-10-11
2024-10-7の14:13に問い合わせて、当日の20:30に

デスク下のすべてのケーブルを再接続し、その後リセットを行っていただけますでしょうか。この作業全体を録画し、動画を送っていただけると助かります。それを確認し、最善の方法でサポートさせていただきます。

とVernal Customer Service JPから返信があった。その後も返信しないままでいたら、2024-10-10 20:40に

無事に解決出来ましたか もし私からのサポートや他に何かご不明な点などありましたら、 お気軽にお問い合わせくださいませ。

とあったのでサポートはきちんしている。ただ、サポートの方の名前が横文字であることや、残業してまでサポート業務しているとは思えない。また、電話が2コールで切れるところから

会社所在地: Mon-Fri, 10am-7pm Tokyo

とあるのが、これはただの支社住所で、日本顧客へのサポート場所や時間でないと思われる。 アメリカのサイトがあり、他にイギリス、ドイツの支社があるので、恐らくサポートはそれのいずれか(時差から考えるとイギリス?)だと思われる。日本以外のサイトは、チャットボットも備えてあった。

追記ここまで


リセット(RST)状態にする

リセット 状態になると

  • 最小高さの修正
  • 記憶寸動・記憶続動の切り替え
  • センチメートルとインチの表示切り替え
  • 障害時のロールバック感度の選択

が可能となる。とそれとともに、デスクの高さは降下ボタンしか効かなくなり、低くするしか出来なくなるので注意。更に下限リミットも効かない。

作業前にデスクの下に最低の高さ以上(62cmぐらい)のものがないか確認して、あればデスクの外に出す。

リセット状態にするやり方としては、降下↓ボタンを5秒押して RST 1と表示されたら、再度降下ボタンを押す。

降下ボタンを5秒間長押しすると、デジタルチュ ーブにRSTが表示され、ボタンを放してから降下ボタンを押すことでリセットすることができます操作。

マニュアルに書いてあるのだが、それは異常エラーが表示された場合として書いてある。 しかも、RSTでなくASRだし 。冷静に見ると RST と読める、失礼。しかも、これは降下ボタンを押し続けるので、下限リミットを設定してそれ以上、下降しない状態で押し続ける必要がある。

最小高さの修正

下限リミットを設定するとの違いは分からなかったが、降下ボタンを押し続けてデスクがハードとして最低の高さになったときの実測値を設定するということだ。ざっくりキャスター付で測ってみると62cmぐらいだったので、62cmにした。これをいじると、同じ70cmなどにしても高さなどが変わってしまうので、実測値を設定しておく必要がある。

というか実際は絶対値の高さどうこうで覚えることはなく、初期値のまま記憶位置の設定するのでいじらない方がいい。私は訳分からずいじったら、座っての70cmと立ったときの110cmで、デスクの高さが変わってしまったので、再設定する必要があった。

記憶寸動・記憶続動の切り替え

寸動?続動?なんのこっちゃいな、と思ったが 10.1 記憶続動なら記憶設定の高さまで自動で動いてくれる。 10.2 記憶寸動だと1、2、3のボタンを押し続けないとその高さまで移動しない。 10.2 記憶寸動にしておけば、昇降による事故は防げる、ただ面倒い。

センチメートルとインチの表示切り替え

特に説明もいらないだろうが、高さの単位をcmにするかinchにするか。

障害時のロールバック感度の選択

これをやりたくてリセット状態にする方法を探していた。というのも、キャスターの上に本と服を載せたまま立った位置から座った位置に降下させたら、服とか押しつぶしたので、感度を最大にしたかった…って初期値から最大だったら、もう人間が最大限、気を付けるしかない。

上昇ボタンを5秒押すと 10.5 10kg、 10.6 15kg、 10.7 20kgと切り替わる。

リセット状態の解除

RST の解除、これのやり方がどこにも記載されていない。でどうやるか?降下ボタンを押し続ける。下限リミットも効かずハードとしてVernal PD3の最低の高さまで下がる。下りきったと思ったら、上昇しはじめて、 RST の表示から高さの表示に切り替わるので、そうなったら(もしかしたら、表示切り替わったタイミングで降下ボタンを再度押す必要あるかも)リセット状態が解除される。

買って3週間使っての感想

おまけだが、感想を。他を使ったことがないので、比較など正確なレビューにはならないが、23,123円で天板付きで昇降デスクが購入できたのは、本当に良かった。今のところ不満といえるのは、その電話しても繋がらないサポート体制と、リセット状態のしかた、解除が書いてないマニュアルかなぁ。ただ、そこら辺は安いからなぁ。

組み立てるとき、女性一人でもできますよ、みたいなレビューあるけど、天板を床に、脚を上にして、逆さまにして組み立てるので、いざ、脚を下にして天板を上にするのが大変。天板を掴んでひっくり返すのは、無理。自分は天板と床の間にどうにか物を挟んで少し浮き上がらせて掴んだけど、それでも難しく、脚を持って持ち上げた。本当は複数人で天板を持つ人、脚持つ人と分かれてひっくり返した方が良い。

記憶続動で高さの移動するとノンストップなので、デスクの下に物を入れるときは本当に気を付けるべきだし、高くするときもカーテンのレール、エアコンの排気口のホースにぶつからないか、良く確認することだね。そう意味だと、キャンセルボタンみたいのがあると、本当は良いだろうけど。

デスクの下に物を挟んだ時、それを取ろうとすると、割と簡単にモニターアームが傾いて後ろに落ちそうになったので、挟んだ物を取る時は注意。コントーラーと椅子の肘当てなどがぶつからないようにする高さ調整が必要だったり、落とし穴がちょろちょろある。

また、実際に立って作業すると立ち続けるのは無理で、たまに座ってる。ともあれ、シンプルなデスクにしたことで床の上が整理されて、デスク周りがスッキリしたのが一番購入して良かったことかも。それでは健康なワークライフを!


  1. 最初、この RST がRSTに見えず ASR と読めた… ↩︎