Windows端末とLinux端末とAndroid端末で、パスワードマネージャーの
KeePassXCを共有している。ある時、Linux端末でKeePassXCを開こうとするとデータベースを開くことができません。 ルートグループはありません。
とのエラーメッセージが。
しかも、パスワードが合っているときだけのこのメッセージ。間違っている場合は間違っているのエラーメッセージが表示された。
Unable to open the database. No root group. · Issue #2090 · keepassxreboot/keepassxc · GitHub
エラーメッセージなどから、以前に遭遇したデータベースファイルのバイト数が0となったりする同期によるエラーかと思ったが、今回はちゃんとしたバイト数がある。
一旦、Nextcloudをブラウザ経由でデータベース、秘密鍵をそれぞれダウンロードしてきて開こうとしても駄目。
Nextcloudの KeeWeb1を使って開こうとしても駄目…これは完全にぶっこわれたか?と思い、焦りに焦った2が、Windowsの方では開くことが出来る。
で、Windowsで保存しなおせば、修正されるか?と思い、上書き保存すると…
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安全な保存を無効にしますか?
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KeePassXC はデータベースの多段階保存に失敗しました。これは恐らく、保存するファイルをロックしているファイル同期サービスが原因だと思われます。
安全な保存を無効にして再試行しますか?
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無効 キャンセル
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とのエラーメッセージが表示されてることに気付く。設定→ 全般→ 基本設定タブ→ データベースファイルを安全に保存する (Dropboxなどで問題が発生した場合には無効にしてください)
という項目があるので、それをオフにしようかと思ったが、以前、 ランサムウェアの防止を有効化するとマイドキュメントなどの個人用フォルダでファイル・フォルダの作成・変更・削除ができなくなるで書いた内容を思い出した。KeePassXCを許可されたアプリとして追加するのを忘れてただけだった。
追加することで、ちゃんと保存されて、その後、他の端末でも開けることを確認した。にしても、オンラインストレージサービスの為の項目があることを知った。同時に、 保存する前にデータベースファイルをバックアップする の項目にチェックをするようにした。
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KeeWebの使い方については、 KeeWebこそChromebookユーザーのためのパスワード管理ツールだにもあるので宜しく。 ↩︎
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別のオンラインストレージサービスにもバックアップをしているが、頻繁に行っていないので、その間のパスワードが抜け漏れるのは辛い。 ↩︎