で、次に試したのがこちら
GitHub - yuratomo/gmail.vim: gmail viewer for vim
初め、何か難しそうなのと、開発途中で止まっているんじゃないな…とか思ったんだけど、2015/7/17が最終コミット日だし、そこまで古くない。
自分はNeoBundle使っていたので vimrcを以下のように記述。
NeoBundle 'Shougo/vimproc.vim', {
\ 'build' : {
\ 'windows' : 'tools\\update-dll-mingw',
\ 'cygwin' : 'make -f make_cygwin.mak',
\ 'mac' : 'make',
\ 'linux' : 'make',
\ 'unix' : 'gmake',
\ },
\ }
NeoBundle 'yuratomo/gmail.vim'
そうすると、 vimprocのインストール時に ~/.vim/bundle/vimproc.vim/lib/vimproc_linux64.so
がビルドされる。NeoBundle 'Shougo/vimproc.vim'
としても、~/.vim/bundle/vimproc.vim/
でmake
すれば、簡単に vimproc_linux64.soを作成できる。
arimasou16@Lemur:~/.vim/bundle/vimproc.vim$ make
make -f make_unix.mak
make[1]: ディレクトリ '/home/arimasou16/.vim/bundle/vimproc.vim' に入ります
cc -W -O2 -Wall -Wno-unused -Wno-unused-parameter -std=gnu99 -pedantic -shared -fPIC -o lib/vimproc_linux64.so src/proc.c -lutil
make[1]: ディレクトリ '/home/arimasou16/.vim/bundle/vimproc.vim' から出ます
arimasou16@Lemur:~/.vim/bundle/vimproc.vim$ ls ~/.vim/bundle/vimproc.vim/lib
vimproc_linux64.so
Gmailに必要な変数はREADME.mdの通り、別ファイルに記述するのがセキュリティ上、望ましい。
let g:gmail_user_name = 'xxxxxxxxx@gmail.com'
let g:gmail_page_size = 20 "リスト表示件数(default:10)
let g:gmail_default_encoding = 'iso-2022-jp' "送信テキストエンコーディング(default:iso-2022-jp)
call gmail#imap#set_password('1a2b3c4d5e6f')
推測しずらいファイル名にして、必要な変数を設定して、~/.vimrc
で
source ~/.vim/bundle/gmail.vim/gmailrc
としておけば、必要な変数は設定できる。
メッセージリスト
新規メッセージ作成
キー設定は gmail.vim - vimでgmail: お気に入りのツールを気ままに拡張するブログにあるとおり。
・キー設定
キー | 操作 |
---|---|
u | リストを更新 |
Tab | 次のメニューに移動 |
Shift-Tab | 前のメニューに移動 |
a | メール一覧ですべてのメールを選択 |
c | 新規メッセージ作成(β機能) |
r | メッセージを既読にする |
R | メッセージを未読にする |
x | メッセージをアーカイブする |
dd | メッセージ削除 |
Space | メール一覧でメールを選択し、下がる |
Shift-Space | メール一覧でメールを選択し、上がる |
・メニュー
表示 | 操作 |
---|---|
[more] | 次の10件のメールを表示する |
[update] | メール一覧を更新する |
[unread] | 選択しているメールを未読にする |
[readed] | 選択しているメールを既読にする |
[delete] | 選択しているメールを削除する |
[next] | 次のメールを表示 |
[prev] | 前のメールを表示 |
[reply] | メールを返信 |
[reply_all] | メールを全返信 |
[forward] | メールを転送 |
[easy_html_view] | 簡易HTML表示 |
[send] | メールを送信 |
こちらは、当然、gvimを起動しながら、別タブで他のテキスト編集しながらでも、操作可能。ただ、こちらはスターが付いてても何も表示されないのが、残念。自動更新もなさそう…
と、vmailとgmail.vimを使ってみたけど、まあ、やはりテキストだけだと味気ないね…まあ、muttatorを大人しく使い続けようと思う。