有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2017年06月22日 00:27:18 JST - 3 minute read - Vim

VimでGmailを使いたい gmail.vim編

で、次に試したのがこちら

GitHub - yuratomo/gmail.vim: gmail viewer for vim

初め、何か難しそうなのと、開発途中で止まっているんじゃないな…とか思ったんだけど、2015/7/17が最終コミット日だし、そこまで古くない。

自分はNeoBundle使っていたので vimrcを以下のように記述。

NeoBundle 'Shougo/vimproc.vim', {
            \ 'build' : {
            \     'windows' : 'tools\\update-dll-mingw',
            \     'cygwin' : 'make -f make_cygwin.mak',
            \     'mac' : 'make',
            \     'linux' : 'make',
            \     'unix' : 'gmake',
            \    },
            \ }
NeoBundle 'yuratomo/gmail.vim'

そうすると、 vimprocのインストール時に ~/.vim/bundle/vimproc.vim/lib/vimproc_linux64.soがビルドされる。NeoBundle 'Shougo/vimproc.vim'としても、~/.vim/bundle/vimproc.vim/makeすれば、簡単に vimproc_linux64.soを作成できる。

arimasou16@Lemur:~/.vim/bundle/vimproc.vim$ make
make -f make_unix.mak
make[1]: ディレクトリ '/home/arimasou16/.vim/bundle/vimproc.vim' に入ります
cc -W -O2 -Wall -Wno-unused -Wno-unused-parameter -std=gnu99 -pedantic -shared -fPIC  -o lib/vimproc_linux64.so src/proc.c -lutil
make[1]: ディレクトリ '/home/arimasou16/.vim/bundle/vimproc.vim' から出ます
arimasou16@Lemur:~/.vim/bundle/vimproc.vim$ ls ~/.vim/bundle/vimproc.vim/lib
vimproc_linux64.so

Gmailに必要な変数はREADME.mdの通り、別ファイルに記述するのがセキュリティ上、望ましい。

    let g:gmail_user_name = 'xxxxxxxxx@gmail.com'
    let g:gmail_page_size = 20 "リスト表示件数(default:10)
    let g:gmail_default_encoding = 'iso-2022-jp' "送信テキストエンコーディング(default:iso-2022-jp)
    call gmail#imap#set_password('1a2b3c4d5e6f')

推測しずらいファイル名にして、必要な変数を設定して、~/.vimrc

source ~/.vim/bundle/gmail.vim/gmailrc

としておけば、必要な変数は設定できる。

gmail.vim

メッセージリスト

gmail.vim

新規メッセージ作成

キー設定は gmail.vim - vimでgmail: お気に入りのツールを気ままに拡張するブログにあるとおり。

・キー設定

キー 操作
u リストを更新
Tab 次のメニューに移動
Shift-Tab 前のメニューに移動
a メール一覧ですべてのメールを選択
c 新規メッセージ作成(β機能)
r メッセージを既読にする
R メッセージを未読にする
x メッセージをアーカイブする
dd メッセージ削除
Space メール一覧でメールを選択し、下がる
Shift-Space メール一覧でメールを選択し、上がる

・メニュー

表示 操作
[more] 次の10件のメールを表示する
[update] メール一覧を更新する
[unread] 選択しているメールを未読にする
[readed] 選択しているメールを既読にする
[delete] 選択しているメールを削除する
[next] 次のメールを表示
[prev] 前のメールを表示
[reply] メールを返信
[reply_all] メールを全返信
[forward] メールを転送
[easy_html_view] 簡易HTML表示
[send] メールを送信

こちらは、当然、gvimを起動しながら、別タブで他のテキスト編集しながらでも、操作可能。ただ、こちらはスターが付いてても何も表示されないのが、残念。自動更新もなさそう…

と、vmailとgmail.vimを使ってみたけど、まあ、やはりテキストだけだと味気ないね…まあ、muttatorを大人しく使い続けようと思う。

Tags: Vim

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