Ubuntuを搭載するにはどのノートパソコンが良いだろうか?と春頃から、あれこれ週刊アスキーを読んだり、ネットで調べたりしていた。
ググっても古いノートパソコンへのインストールばかり載っていて、最近のが見付からない。
そこで、日本ではちっとも流行ってないredditとかで調べると、XPS 13が良いとかあった。確かに週刊アスキーでもNew XPS 13は、クロスレビューで金賞を取っていたが、面白くない。
更にredditとで調べてると、system76をチェックしろ、とあったので調べる。すると、Ubuntu搭載のパソコン(デスクトップ、ノートパソコン、サーバー)を専門に販売しているコンピューター製造メーカーであることを知る。
System76 - Ubuntu Laptops, Desktops, and Servers
このsystem76を調べるも日本語の情報が殆ど見当たらない。たまたま、Twitterでヒットした意見では「同じ構成にするとマウスコンピューターの方が安い」という意見。
実際、見積ってみたのが以下のとおり。。
メーカー | マウスコンピューター | System76 |
---|---|---|
モデル | LB-J770X-SH2 | Lemur |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Ubuntu 16.04 LTS (64-bit) |
CPU | インテル® Core™ i7-5500U プロセッサー(2コア/2.40GHz/TB時最大3.00GHz/4MBスマートキャッシュ/HT対応) | 3.1 GHz i7-6500U(2.5 up to 3.1 GHz – 4 MB Cache – 2 Cores– 4 Threads) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 5500 | Intel® HD Graphics 520 |
メモリ | 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル) | 16 GB Dual-channel DDR3 at 1600 MHz (2× 8 GB) |
ストレージ | 【M.2規格】256GB SAMSUNG SM951 M.2 SSD (PCI Express x2接続) | 256 GB NVMe PCIe M.2 SSD – Seq. Read:2150 MB/s, Write: 1200 MB/s |
セカントスレージ | 1TB SerialATAII 5400rpm | No 2nd Drive |
液晶パネル | 13.3型 フルHD ノングレア (1,920x1,080 LEDバックライト) | 14.1″ Matte 1080p IPS LED Backlit Display |
無線 | インテル(R) Dual Band Wireless-AC 7265 (IEEE802.11ac/a/b/g/n 最大867Mbps対応) + Bluetooth(R) V4.0 + LE 準拠モジュール (M.2) | WiFi up to 867 Mbps + Bluetooth |
拡張 | USB2.0(右側面×2)
USB3.0(左側面×1) マルチカードリーダー(右側面×1) |
2× USB 3.0
1× USB 2.0 SD Card Reader |
バッテリー | 駆動時間 約5.6時間 | 4.5 hours
Removable 4 Cell Smart Li-Ion – 44 Wh |
重量 | 約1.4kg | 3.6 lbs. (1.6 kg.) |
保証期間 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート | 1 Year Limited Parts and Labor Warranty |
価格 | 商品小計 ¥123,600(税別)
送料/手数料 ¥3,000(税別) 消費税 (8%)¥10,128 合計 ¥ 136,728 (税込) |
Sub-Total: $1,173.00
Shipping: $128.05 Taxes: $0.00(→6,000円)1 Total: $1,301.05(→151,642円)2 |
LB-J770X-SH2は、SSDと無線は、元のパーツである"240GB Serial ATAIII"、“IEEE 802.11ac/a/b/g/n ・ Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール"からそれぞれアップグレードさせている。しかし、それでもやはり安い。
Ubuntuをメインマシーンとして考えると、Windows OSを仮想環境として持っておきたい。そういう意味では、デュアルストレージでかつ、Windows 10が付いているので、マウスコンピューターはお得度が高い。また、個人的にはLemurはキーボードがUSなのがちょっと引っ掛かった。
とはいえ、Windows搭載ノートパソコンにUbuntuをインストールする手間が面倒だ。だが、それが良い!というのも分からなくもない。今までAcer C720 Chromebook、HP EliteBook 820 G1とかにUbuntuをインストールして遊んできた。しかし、無線ドライバー、カーネルのバージョンを気にしたり、高速ブートを無効したり、ブートオプションを設定したりと、面倒臭い。特に調子が悪くなったとき。
System76は、何よりUbuntuを専門に製造、販売しているという心意気が良い。Ubuntu Magazine Japanの休刊を悲しむ私としては、こうした会社は応援していきたい!!!
で、結局、注文してみた。( 次回に続く)