有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2025年01月24日 09:47:48 JST - 2 minute read - Linux

`WARNING: PV /dev/sdxn in VG ubuntu-vg is using an old PV header, modify the VG to update.`との警告が表示される

小ネタもうひとつ。

Generating grub configuration file ...
  WARNING: PV /dev/sda3 in VG ubuntu-vg is using an old PV header, modify the VG to update.

との警告。

apt - WARNING: PV /dev/sda3 in VG ubuntu-vg is using an old PV header, modify the VG to update - Ask Ubuntu

のとおり。実行時に一度警告が出て、二度目は警告が出なくなってる。

$ sudo vgck --updatemetadata ubuntu-vg
  WARNING: PV /dev/sda3 in VG ubuntu-vg is using an old PV header, modify the VG to update.
  WARNING: updating PV header on /dev/sda3 for VG ubuntu-vg.
$ sudo vgck --updatemetadata ubuntu-vg
$

Gemini 1.5 Flashに意味を尋ねると、

この警告メッセージは、Linuxのディスク管理において、特定のパーティション(/dev/sda3)のメタデータが古い形式になっていることを示しています。

  • PV(Physical Volume): 物理的なディスクまたはパーティションのことです。
  • VG(Volume Group): 複数のPVをまとめて管理するためのグループです。
  • PVヘッダー: PVに関する情報(サイズ、使用状況など)が格納されている部分です。
  • 古いPVヘッダー: 使用しているPVヘッダーの形式が、現在のシステムで推奨される形式よりも古いことを意味します。

なぜこの警告が出るのでしょうか?

  • システムのアップデート: Linuxシステムをアップデートする際に、LVM(Logical Volume Manager)のバージョンが上がり、PVヘッダーの形式が変更されることがあります。
  • 異なるLinuxディストリビューション間の移行: 異なるLinuxディストリビューション間でディスクを移行した場合、PVヘッダーの形式が異なる可能性があります。

この警告を無視するとどうなるのでしょうか?

この警告を無視し続けると、以下の問題が発生する可能性があります。

LVMコマンドの実行時にエラーが発生する: 古いPVヘッダー形式に対応していないLVMコマンドを実行すると、エラーが発生し、意図した操作が行えない場合があります。 データの破損: 極端なケースでは、データの破損につながる可能性も否定できません。