有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2021年05月30日 23:25:33 JST - 8 minute read - Gadgets

薄っぺらい参考にならないXperia5 II(XQ-AS42)レビュー

待望のSIMフリー版Xperia5 II(XQ-AS42)を購入した。Xpera 1 II((XQ-AT52)のSIMフリーが出たときは、在庫切れとかになってたが、今回は割とサクっと買えた。

Xperia5 II(XQ-AS42)
Xperia5 II(XQ-AS42)

Xpera 1 IIが出たときも、心が動いたが、

  1. 現行機種・Pixel 3aを買って2年経過してなかったこと
  2. 既にXperia 5 IIの情報が出ていたこと
  3. 4kディスプレイのため電池持ちが悪そうだったこと
  4. 6インチより大きい大型スマホだったこと

これらの理由から購入を見送った。何故、Xperia5 IIを買ったかというと、

  1. ちょうどPixel 3aを買って2年経っていたこと
  2. UQ mobile、楽天モバイルのデュアルSIMにしたかった
  3. 電池持ちが優秀だと評価を受けていたこと
  4. 幅はPixel 3aと同等、寧ろ少し狭いと持ちやすそうだったこと
  5. おさいふケータイ対応機種であること
  6. 音質がある程度良い機種であること

購入時期

1、2の購入時期については、そもそもリモートワークになり、スマホの利用時間が減っていて、機種変更したいという気持ちは減っていた。しかし、楽天モバイルに3月加入したこともあって、無料期間中に利用したかった。ただ寝かしておくというのも、勿体無い気がした。

また、キャリア版から半年遅れての5 II SIMフリー発売には、今更という気持ちは大分あった。しかし、これだと1 IIIのSIMフリー発売も、遅れて来年となる。

キャリア版、海外版を買うという手段も検討したが、どちらもSIMロックが解除されていても、au系列の回線はVoLTEが使用不可というケースが殆どで、対応させるにも手間がかかる。そこに楽天回線も加わると、絶望的である。

バッテリー

1 IIIはバッテリー容量こそ増えたけど、4k/120Hz対応やSoCであるSnapdragon 888などから、1 IIと電池持ちは、同等との情報があった。私はスマホで動画を見ない人間なので、正直、4kとかどうでも良い。6. とも絡むが音楽再生機器としての利用も大きなウェイトを占めていたので、5 IIにした。

サイズ

大きい端末が主流になってきているとはいえ、6インチよりデカいのは、片手操作が難しくなるし、上着のポケットなどに入れても落ちやすくなると困る。

おさいふケータイ

今、PayPayでの支払い店舗も増え、そこまでおさいふケータイでなければ困るというシーンは減ってはきた。しかし、やはり決済が早くできるのはICチップによる非接触型決済。

Rakuten Miniなどを使っての、二台持ちとか考えたけど、Rakuten Miniは小型ではあるが、電池の持ちが良くない。バッテリーセーバーモードにして、殆ど使用してなくても、2日持つぐらいが関の山だった。

スマートウォッチでSuica決済が出来るようにはなってきたのだけど、最大チャージ金額が5000円だったりとするので、心許無い。管理端末が増えるのも嫌だ。

音質

これが一番の理由。

スマホはゲームもやらないし、エントリーモデルばかり使ってきた。KIWAMI→ZenPhone 3→Pixel 3a。

しかし、WALKMAN NW-ZX100からNW-ZX507に乗り換えたとき、ふと思った。7万円以上払ってWALKMANを買って、スマホの二台持ちするより、Xperiaフラグシップモデル一台持った方が、コスパも、管理もしやすくないかと…

これまた今更NW-ZX507を購入しての感想にあれこれ不満を書いたが、結局スマホをベースにした音楽再生機器は、大体、電池が10時間ぐらいしか持たない。

また、ワイヤレス接続のイヤホンは、すぐに手に取って操作できるスマホと接続した方が便利だ。

再生、スキップ、戻るぐらいはイヤホンから操作できるが、曲の検索などはするためには、その再生機器を手に取って操作するしかない。そのために、WALKMANを鞄やリュックに入れることは出来ない。結局、WALKMANなどの再生機器とスマホの二台を、首からぶら下げたり、内ポケットに入れることになる。

そして、NW-ZX507は、専用アプリで再生した方が音質が良いと分かり、配信音楽を聴くことが減ったために、使用が減ってNW-ZX100に出戻りした。

1 IIIと5 IIで音質がどれだけ変わっているのか、気掛りだったが、言及されているのは、音圧とかスピーカーだったので、イヤホンで聴く分には、そこまでの大差はないと判断した。また、容量が256GBもあれば、最悪、ローカルに音楽ファイルを置く分としても十分だろうと判断した。

3日使っての感想

楽天モバイル、UQ mobileでのデュアルSIMは問題なくできた。しかも、今は通話、SMS、データそれぞれをどっちの回線をデフォルトとするかを選択できるということで、まさに理想的な形での運用となった。

Xperia5 II(XQ-AS42)

電池持ちも、音楽を4時間聴きいたり、ネットサーフィン、SNSを使用していても1日は余裕で持つ。動画やゲームをしなければ、2日は簡単に持つ。

STAMINAモードが残量だけでなく、時間帯でも設定できたらなお良かったかな。


追記 2021-06-16
いま、STAMINAモード常時オンで使い続けてる。通知は普通に来るし、 何が制限されるのかイマイチ分からんが、これだと平気で2、3日持つようになる。

逆にPixel 3aなどのピュアAndroidにあったウルトラ省電力モードみたいのが無いのが困る。寝て起きると5から8%ぐらいは減っているので、就寝時間帯はこれにしたい。

おやすみ時間モードというのがあるが、ミュートと画面をモノクロにする程度でネットワークは接続されているので、そこまで節電になってない。それでも一応は設定しているが。

追記ここまで


指紋認証は、Pixel 3aの時より良い。Pixel 3aは、肌の乾燥状態によって大きく左右された。しかし、Xperia 5 IIは、濡れた指だろうと、乾燥していようと、電源ボタンを押せばそのままロックが解除される。親指はまず失敗しない。

ただ、ケースをした状態で認証をしているにも拘わらず、左手の人差し指、中指を登録したときは、ケースを付けた上での登録だと、成功率が悪かった。ケースを外してから登録すると、成功率が良い。不思議だ。

オーディオ設定は、 Dolby AtomsDSEE Ultimate の有効化/無効化とシンプル。

Xperia5 II(XQ-AS42)

DSEE HX / DSEE Ultimate | 音楽を聴く | Xperia(エクスペリア)公式サイト

ストリーミングサービス*1や、ワイヤレスヘッドホン*2にも対応し、圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングして再生します。

とあるから、ローカルとストリーミングサービス問わず効いているんだろう。ちょっと聴いてみた感じだと、デフォルトのミュージックアプリで聴いても、クラウドミュージックサーバーのSubsonic1を経由して聴いても、違いを感じない。容量が音楽ファイルで占領されなくなり、曲転送といった手間が減るのはありがたい。

初め、ベースがよく聴こえるので、単純に低音が効いているのかと思ったが、特定の帯域が強調されているというより、音の粒がはっきり聴こる、といった感じだ。

ダイナミックバイブレーションとか、誰得の機能なのか分からない。オフにした。

イヤホンは、腰を落ち着けて聴くときは、 SHURE AONIC5で有線接続して聴いているが、ワイヤレスイヤホンの Sennheiser CX 400BT True Wirelessもどうしてなかなか負けていない。ただ、人通りの激しい駅とかだと、Bluetoothが、断続的に切れる。

ただ、イヤホンジャッックが、下部ではなく、上部にあるため、スマホを普通に見える、読める位置に置くとケーブルが聴く人の逆方向に伸びてUターンして戻ってくる形になるので、ケーブルに負荷がかからないかが、ちょっと不安だ。

SHURE AONIC5 Sennheiser CX 400BT True Wireless

SIMカードを差す前にカメラ設定からシャッター音の無音化が出来る。Photo Proだと普通に音が出るなあ、 とか思っていたら、モードを切り替えたら?出なくなった意味不明。


追記 2021-06-16
やはりPhoto Proだと音が出る。音が大きいときと、小さいときがあるのだけど、条件が良く分かない。無音で使うなら、Google カメラで使う必要がある。
追記ここまで


カメラの善し悪しは分からないし、気にしたことがない。ただ、Pixel 3aの時は写真撮影が結構、重たい処理だったので一枚撮ると次の撮影までそれなり待たされた。しかし、Xperia 5 IIは、さすがにそんなことはない。

ただ、やはり設定項目がいくつもあり、それが更にモードごとに違っているので、本当に写真好きでないと、ただ面倒なだけと思ってしまう。まずはオートモードで使っている。少しずつ写真に対する知識を身に付けるとしよう。

サイドセンスもXperi専用のホームアプリでなければ使えない、なんてこともなく、自分が使っている スマートランチャー (Smart Launcher)でも有効なのはありがたい。

Xperia5 II(XQ-AS42)

システムナビゲーションで、ジェスチャーナビゲーションか3ボタンナビゲーションを使えるのも、ありがたい。

殆どピュアAndroidといった感じで、 LinkedIn爆走ドリフターズ がプリインストールされて、それがアンインストールできないぐらいかな。

大幅に期待を超える程でも、下回る程でもない。11万円という価格を考えるとコスパが悪かったかも知れないし、ゲームも写真にも興味がない自分にはオーバースペックだったけど、不満はない。


  1. プレイヤーとして Ultrasonicを使っていて、ビットレートは無制限、トランスコーディングはさせない状態で使用。ただ、やっぱりSpotifyが、家のパソコンで聴くよりノッペリ聴こえるんだよなぁ。 単に設定の音質が最高音質になってなかっただけかも。 ↩︎

Tags: Android

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