gcalcli
でGoogleのOAuth 2.0 クライアント IDを作成する必要があったので、多少間違ってるだろうが、その手順をメモしておく。
ここでは、 Googleカレンダーのコマンドラインインターフェースをgcalcliを使ってみるためのOAuth 2.0 クライアント ID作成手順となる。
プロジェクト作成する
まず、ようこそ画面が表示されるので同意する。
プロジェクト名 を入力して、プロジェクトを作成する。
そして、作成したプロジェクトを選択する。
Google Calendar APIを有効にする
有効化したいAPI、サービスを検索する。
ここでは Google Calendar API を検索して、これを 有効にする 。
OAuth 同意画面
サイドメニューの認証情報をクリックして、 +認証情報を作成 をクリックする。
そして、 OAuth クライアント ID を選択する。
まず、 OAuth 同意画面を設定 を行う。
User Typeは GSuite ユーザーではないの内部にできないので 外部 を選択する
個人で使うアプリだし、OAuth 2.0 クライアント IDが欲しいだけなので、必須項目である アプリ名 ユーザーサポートメール デベロッパーの連絡先情報 メールアドレス に、適当なアプリ名、自分のメールアドレスを登録。
スコープ
よく分からないので、以下のように取り敢えず参照権限だけにしておく。ただ本来は gclacli
は予定の追加なども行えるので、作成、変更、削除できるスコープが良いと思うが、結局はアプリの用途による。
API | 範囲 | ユーザー向けの説明 |
---|---|---|
Google Calendar API | ../auth/calendar.readonly | Googleカレンダーを使用してアクセスできるすべてのカレンダーの参照、ダウンロード |
テストユーザー
まさにログインしている自分自身のGoogleアカウント(メールアドレス)を登録する。
でやっと OAuth同意画面の設定が終わる。
まとめるとこうなる
OAuth同意画面 | |
---|---|
アプリ名 | gclacli |
サポートメール | 自分のメールアドレス |
アプリロゴ | 指定されていません |
[アプリケーションホームページ]リンク | 指定されていません |
[アプリケーションプライバシーポリシー]リンク | 指定されていません |
[アプリケーション利用規約]リンク | 指定されていません |
承認済みドメイン | 指定されていません |
連絡先メールアドレス | 自分のメールアドレス |
スコープ API | Google Calendar API |
スコープ 範囲 | ../auth/calendar.readonly |
テストユーザー ユーザー情報 | 自分のメールアドレス |
OAuth 2.0 クライアント ID作成
再度、 +認証情報を作成 をクリック。
アプリケーションの種類 を聞かれるので、ここは デスクトップアプリ を選択(多分、何を選んでも認証情報には影響しないはず)
名前を聞かれるので、ここも適当に。今思えば、プロジェクトやアプリ名とは別名にしておけば良かったな。結局、プロジェクト、アプリ名、クライアントIDともに同じにしてしまった。
クライアント ID、クライアント シークレットの表示
クライアント ID、クライアント シークレットの表示が表示される。あとでWeb上で確認できるし、json形式でもダウンロードできる。