x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積的な更新プログラム(KB3194496) だと思われるが、Windows 10のアップデート完了後、ログイン後に画面が真っ暗になる事象に襲われた。セーフモードも無効化してるので、リカバリーディスクを使って有効化しようとあれこれ試すも上手くいかない。
そこで、一ヶ月前にバックアップしていたWindows機能によるイメージバックアップから回復させようとしたところ、「パラメーターが間違っています。( 0x80070057 ) 」なメッセージが出て失敗。その後、Windowsが自力で修復を試みるも駄目。
ということで、OSをインストールしてから3年と半年ぐらい経ったし、その間、SSDへの換装、Windows 10へのアップグレードもあった。クリーンインストールしなすには良い機会だと、夜中にせっせとWindows 10への回復作業となった。
Windows 8から10へのアップグレードは無理らしいが、再インストールは可能である。Windows 8をインストール後、Windows 10へのアップグレードツール( MediaCreationTool.exe)をダウンロードしてきて、それをUSBなりDVDに焼く。それを使って、クリーンインストールすれば完了。無償アップグレード期間に10へアップグレード済みなので、8のライセンスは有効であった。
それにしても、増設HDDを外しているからか、それともゴミが少ないからか、8も10もOSのインストールが速い速い。Windows 10のアニバーサリーアップグレードなぞ、「間も無く完了です」まで1時間以上、メッセージが出てからも30分以上は待たされた。そして、2時間近く(以上?)かかった挙句のアップグレード失敗という体たらく…
この度の騒動の元、累積的な更新プログラムすらも瞬殺だった。ということで、増設HDDを再接続し、アプリをインストールすることにした。次回、OSインストールのための忘備録。
インストールアプリ
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ESET Smart Security
Anniversary Updateに失敗するときに確認すること【 0x80070002 - 0x20007 INSTALL_DRIVERS SAFE_OS 】:るなおーびっと! - ブロマガ見ると、アップデート失敗の一因となる場合があるみたいだが、信じよう…変なサイト行かないなら、もうWindows Defenderで良いような気もしてくる
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Thunderbird
アドオンは
- Check and Send
- Provider for Google Calendar
- Muttator
Ver 45だと上記2アドオンが正常に動かないバグがあるので、 thunderbird 45でおかしくなったバグに対処する|有馬総一郎のブログで対応する。
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Firefox(64bit)
公式サイトからダウンロードすると32bit版なのが落し穴。
アドオンは
- CookieKeeper (今回はバックアップ対象に漏れていたが、protections listをバックアップしてれば保護するcookieの設定が楽だったなぁ)
- FireFTP
- Save Image in Folder
- tabs closebutton restored
- User Agent Switcher
- Vimperator
アドオンはFirefox Syncで自動復活。カラースキーマやプラグインはGitで取得。vimperatorの設定ファイル( _vimperatorrc)をバックアップから復元。プラグインもUbuntuの方を確認したところ、 imekeyss.js と _libly.js だけ。 Windowsは
style -name commandline-ime chrome://* #liberator-commandline-command input {ime-mode: inactive;}
で事足りる
DMM、Huluのためにプラグイン、下記二つをインストール
- Silverlight
- Adobe Flash Player
ユーザープロファイル.default\user.js
をバックアップから復元検索エンジンはFirefox終了後、
ユーザープロファイル.default\searchplugins
を復元(無かったので、配置)。そして、search.json. 英字5文字 を削除。そして、起動すると検索エンジン復活。 -
Google Chrome
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Google 日本語
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KeePass2
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ownCloud
%APPDATA%\SKKFEP
vimフォルダ
Documentフォルダ
Pictureフォルダ
pdf, epubなどの電子書籍フォルダ
Ubuntuフォルダ
%APPDATA%\foobar2000
上記フォルダを復活
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SKK日本語入力FEP
%APPDATA%\SKKFEP\skkuser.txt
の復元後、SKKセットアップ -> 辞書の更新
しないとキャッシュされた辞書がファイルとして出力(更新)されてしまう) -
foobar2000
インストール、初回起動後(しなくても良いと思うが)、
%APPDATA%\foobar2000
を一度削除して、バックアップしていたfoobar2000と置換することでほぼ完全復活 -
Media Go
インストールすると「コンピューターにVCOMP140.DLLがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。」とのメッセージ。再インストールするも解決せず…Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ( vc_redist.x86.exe)をインストールすることで解決。
参考サイト 【解決】MediaGoをアップデートすると VCOMP140.dll がないと言われる : Good Sound Maker ブログ。
CPU負荷が高い(10~20%)ので、
全般 -> SensMe -> [ ] バックグラウンドで音楽ファイルのテンポとムードを分析する
普通のコピーによるNW-ZX100への転送だと、画像ファイルが表示されない( NW-ZX100でのアルバムアート表示|有馬総一郎のブログ)問題のためだけに、これをインストールするというのが本当嫌だ。
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Album Art Downloader XUI
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Lyric Master
- 保存フォルダの再設定
- アーティスト別のフォルダを作成にチェック
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Gvim
vimフォルダ毎バックアップしたので、配置するだけ
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Git GUI
Windowsでのneobundleの導入|有馬総一郎のブログを参考にgitとneobundle導入
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Pandoc
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Ricktyフォント
自分がインストールしたVersionが幾つか失念したが、 プログラミング用フォント Rictyの既知の問題に書かれたように、vimで文字幅がおかしいかったので、恐らく
os2version_reviser.sh
を食わせて作成したRicktyもバックアップしてたので、そちらを上書きインストールすることで解決 -
Takaoフォント
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Sakuraエディタ
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Microsoft Office 2010
安く買った中文版をインストール。ディスクでなく、Microsoftから本体( X17-75058.exe )をダウンロードして、インストール後、言語パック( X16-37718.exe )をインストール後、初回起動、ライセンス認証を電話で行い完了
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Line
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Evernote
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Google フォトバックアップ
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teraterm
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Sound Blaster Z ドライバー
Windows純正ドライバーでは再生できなかった…
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VLC(64bit)
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HandBrake
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Media Suite 10 for Bundle
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DVD Decrypter
もう古いソフトなので、
互換性 -> 設定 -> [x] 管理者としてこのプログラムを実行する
としないと変なエラーを吐く。by Chapterで音声ファイルをDemuxできるソフトがあれば、もう不要なんだけど… -
Kindle for PC
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GIMP
Englishでインストールすれば、初回起動畤に勝手に日本語化してくれる
[x] ウィンドウ -> シングルウィンドウモード
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VirtualBox
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7-zip(64bit)
設定変更
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ドキュメント、ピクチャー、ビデオ、ミュージック、ダウンロードといったフォルダを増設HDDに変更。
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netplwiz -> ユーザーアカウント -> [ ] このユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要
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Ctrl + x -> 電源オプション -> システム設定
からスリープからの復帰の際のパスワードを省略できるとあるが、できない。スタートメニュー「設定」 -> アカウント -> サインイン オプション -> サインインを求める
でPCがスリープから復帰したとき
から表示しない
に変更。 -
C:\defaultuser0
というフォルダができたので、削除 -
C:\Windows.old
を間違えて手動(エクスプローラー)で削除しようとしちゃったので、そうなるとすべてのアプリ -> Windows管理ツール -> ディスククリーンアップ -> システムファイルのクリーンアップ -> 以前のwindowsのインストール
でも自分の場合、削除できなかったので、 デスクのクリーンアップで「C:\Windows.old」が削除できない-春霞を参考に下記のコマンドを実行することで削除できた。takeown /f C:\Windows.old /a /r icacls C:\Windows.old /grant Users:F /t
長くなりすぎた…気持ちとしては思った以上に早く復元できた。というのもデータは増設HDDに保存してあるし、それ以外にもownCloudでバックアップをしていたから。他にも、TVTest、TvRockといった面倒なソフトのインストールとかする必要がなくなったしね…アプリやデータのクラウド化がもっと進めば、もっとOSのインストールも楽になるだろう。