note native「Luminous」を一週間遅れで聴いた。3曲目"diary"でAimmyこと愛未さんがVo.参加しているからだ。
正直、初めはAimmy名義、クラブ/ラウンジミュージックであることなどから不安だった。
私は休止状態の時に樹海を知り、ライブ見たさにDVD「Animelo Summer Live 2007 Generation-A」を購入した人間だ。活動を一旦停止してまでやりたいことが"ブルー・バイブレーション"と知ったときは正直・・・怒りさえ覚えた。
当時は、猫も杓子も第二のPerfumeを目指せとばかりに80★PAN!(前:ハレンチ☆パンチ)が80_panと改名し「DISCO BABY」を出した頃だ。「8 Carat Princess」(BOMBER GIRLが好き!)に惚れ込みヘビーローテーションで聴いてた私はあまりの変貌ぶりに愕然。
まあ、そこまで酷くないにしても「本当に愛未さんがやりたいことがAimmyなのか!?」という疑問しか覚えれなかった。だから期待値は高くなかったのだが、はっはっは、満足した。
特に何曲目でAimmyが歌っていること意識せず聴いてたのだけど、改めてこの人は声に存在感がある人だなと感じた。誰もが第一声、出だしのワンフレーズだけでグッと引き寄せられるのではないだろうか?
サチ嬢とのデュエット曲"雲のかけら"で「たーとえ、このまま愛し合ったとしても」と愛未さんが入ってきたときもゾクッとしたが、彼女の声は本当に艶っぽい。特に今回の"Diary"ではバラードというわけでもないのに哀愁漂うその声を聴けるだけ、もう堪らん。例えるなら、上目遣いのウルウルアイビームといえばいいのか・・・
あまりに切なく訴えてくるから、どんな歌詞なんだと思って調べてみた。私が英語が得意じゃないのは苦しい訳から見て理解して頂きたいが、なんとなくニュアンスは伝わるはず。
——–恥さらして公開——–
これは回り道してきた日記
エピソードを沢山の歌に織り交ぜた
これが回り道してきた日記
毎日発見する
見えない奇跡を探している
空が破壊されるのをふと感じる
真っ暗な太陽と閉塞な空間
あなたの優しさから星をふと探している
夜で蛍の光を見るように
足跡のなく日々は過ぎる
でも多くのストーリーが私の人生を色づける
サヨナラをいう時がきたら
その風景を心に刻む
過ぎ去った日常の写真
私が輝くための一分一時間だったと思ってる
しかし、これ合ってる英詩なのかな・・・伝えたいことは分かるんだけど・・・ネイティブな口語なのか・・・それとも詩的な文法ゆえか・・・単語そのものは難しくないが、文法がトリッキーだ。
ともあれこの曲だけために樹海、Aimmyファンは買って損はない(断言!)。Houseはそんな知らないがDJ KAWASAKIの「Beautiful」あたりを愛聴していた人はいけるんじゃないかな、Liaとか・・・。帯コピー通り、美メロ満載な内容。ガンガンにビートの効いた曲でもないし。ボイスエフェクトも過剰にかかったりしていない(かかってる曲もあるが)。
Language のVocal・Kaori嬢のJazz Vocalistのようなハスキーな声(6曲目の"STARLIGHT"も逸品だ!)、Yu Akiyoshiのサックスなどが温もりを与えていて、近未来というよりは都会を連想させるシャレた雰囲気を醸し出している。車や室内でかけて恋人の反応を待ちたい、そんな感じだね(古い!?)。