ネタもないので、最新のサチ嬢のワカメ姿を堪能できるalutoの帆乃佳の「Wedding Kiss」の感想でも書く。
alutoはとりあえず「歌とギターとバイオリン」「五文字の糸」は買ったり、借りたりして聴いていた。この「Wedding Kiss」でちょっとaluto聴いてみようかな?と思った方は迷わずメジャー盤の「歌とギターとバイオリン」の方をオススメする。
「五文字の糸」の頃より大吾の歌も上手くなっているし、身も蓋もない言い方をすればメジャーとインディーズとしての商品としての基準、ジャッジの差がそのまま出てしまっている形になっている。悪くはないが…
でも、「歌とギターとバイオリン」は良いアルバムだ!!!異性ではなく、同性(男性)がポジティブな歌ばかり唄われると正直、ウンザリするけど、彼らはそういった好みを超えた良質な音楽をやっている。
で、「Wedding Kiss」だが、インストゥルメンタルなアルバムかと思いきや12曲中8曲は歌入り、しかも帆乃佳嬢自らの歌唱。ふわふわとした歌い方だけど悪くない。喋り声とちょっとギャップがある。作曲も"cliff sleeps in the forest"、“Don’t Cry"と2曲だけ。11曲目はalutoの藤田大吾作詞/作曲。
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そう考えると何でも自分がというエゴよりも、彼女らしいマイペースなアルバム。彼女、国立音楽大学卒なんだね、知る人ぞ知る飯島真理と一緒だ…(ちょっとは帆乃佳を見習って…イヤイヤ)。
alutoは牧歌的な印象だけど、こちらは西欧の貴族が狩猟でもしながら遊んでいる感じかな。一緒?いや、平民と貴族の差がある。こちらの方が格調高い。
サチ嬢とのデュエット曲"あなたにしかできないこと”。PVだと女性同士の友情ソングに見えるけど、歌詞だけ見ると男女の恋愛の曲に見えるよ…まあ、聴く人の解釈は自由と。
サチ嬢もここではいつもみたいに気張って声を張り上げることもなく、帆乃佳に合わせてリラックスした歌声を聴かせてくれる。今までのサチ嬢にはなかったテイストソングでござい。
個人的にはRie fuの奮闘ぶりが目覚しく"Sweet"、“Don’t Cry"と2曲だけではもの足りないぐらい。まあ、Rie fuフルアルバムで聴くとちょっと疲れるからこれぐらいだからより際だっているのかも。タイナカサチファンよりもRie fuファンにこそおすすめ度は高いかも知れない。もちろん、たむらぱんファンにもオススメだが…
帆乃佳ファンもジャケットの彼女は女の子らしく素晴らしい可愛らしい。久々にジャケットを舐めるように(そう、蛇のように)眺めてしまったよ。にしても、DVDで初めてサチ嬢を見る人はちょっとビビるかも。このヒューマン・パワーに…