有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2011年05月26日 23:04:00 JST - 6 minute read - Music

チャリティーコンサートはもっと、これからもやったらいい、偽善バンザイ

なんかブログの更新、ましてやタイナカサチ絡みの更新は久々だ。行ってきたよ、&Sachi Vol.Hope。鉄は熱いうちに打てというけど、もう二日経ってしまった・・・

プレイリストは以下のとおり(多分合ってる)

  1. 愛しい人 / タイナカサチ
  2. 言葉はさんかくこころは四角(くるり) / 新津由衣
  3. ありあまる富(椎名林檎) / 新津由衣
  4. ゼロ / 新津由衣
  5. shadow / 新津由衣&タイナカサチ
  6. ランドリー / 新津由衣&Rie fu
  7. presents / Rie fu
  8. 扉 / Rie fu
  9. ひとつひとつ / Rie fu
  10. あなたにありがとう / Rie fu&タイナカサチ
  11. wait for me / タイナカサチ
  12. ワンダーランド / タイナカサチ
  13. tell me love / タイナカサチ
  14. ペンギン / タイナカサチ
  15. LIFE / タイナカサチ
  16. キャンドル(新曲・合作) / タイナカサチ&新津由衣&Rie fu
  17. FOR YOU(Rie fu) / タイナカサチ&新津由衣&Rie fu
  18. And U / タイナカサチ&新津由衣&Rie fu

今回予習をしなかったので一発目の新津由衣からして、「誰ー?」ポカーンと見ていた。更に、ほんと申し訳ないが2曲目までは「何だ、このシロート丸出しな感じの宅録アーティストは・・・」と思ってしまった(RYTHEMのYUI氏である)。

正直、マイケル・ジャクソン「This is it」を見ても、「こんなリハーサル見て楽しいか?完璧主義のマイケルなら、こんな未完成品公開されたら切れないか?」と思ったぐらいで、制作途中の曲を流されても、ちっとも嬉しくなかった。

1、2曲目は個人的に彼女のキーに合っていると思えず、ベターっとした印象を受けた。3曲目の"ゼロ"という曲を聞いて、やっと「あーたしかにRYTHEMだなー」と認識。良い曲だなーと思えた。

やっぱり、昨今の女性歌手のハイテクニックぶりに比べると下手するとアイドル歌手並に上手くない。でもそんな拙さからくる不安定さ、儚げな雰囲気が良い感じが魅力で、凄く曲にマッチしている。後日、復習すると「万華鏡キラキラ」「20粒のココロ」とか好きなのよ、私は。

RYTHEM BEST STORY
解散したけど、とりあえずベスト・・・「BEST STORY」

でも、今日はやっぱり、カヴァー2曲もあって、イマイチ。彩智嬢との"shadow"もデュエットだからこそ!というのは感じられず、神曲は神曲なんだけど、彩智嬢一人で歌いきってしまったほうが良かった。

なんかのインタビューで実際のライブでもApple持ち込んでそのまま流して、その場で合わせちゃうとか言ってたような気がする。彼女に取っては自然なスタイルなのかも。とても渋公クラスのアーティストだと思えなかったが・・・

で、Rie fu登場。なんか、ジャケットと雰囲気が違う・・・こんな感じだっけ?SEEDガンダム「I Wanna Go to a Place…」を聴いたのが初めてだが、結果から言ってしまうとやはり(?)歌わなかった。聞けたら、ガンヲタの友人にプチ自慢できたんだけどなー。

あの新人プッシュタイアップ番組で使われたということはSONYのイチオシの一人だったのは間違いないだろう。今日聞いても、Carpentersのカレンを彷彿させる歌声で、英国留学も納得の流暢な英語と日本語を織り交ぜる。アキバ系な宅録雰囲気から、ミュージアムな雰囲気に様変わり。

半ば強制的にコール&レスポンスを求める2曲たてつづける。そして、サチへの楽曲提供として"あなたにありがとう"をサチと共演。「at Rie sessions」持っていたし、聴いてもいたのだが、「なんかオサレな曲だなー」と思いつつも、生で聴いてグッと引き込まれる歌はなかった…でも、やはりウメーなと。今日は男性客が多かったが、女性ウケしそうなアーティストだと思う、性格を含め。

Rie Fu at Rie sessions
いかにも芸術家!?って感じ「at Rie sessions」

そして、オオトリ。バックに雨宮麻未子、高井城治を引っさげ、タイナカ彩智登場。女王、余裕の貫禄を見せつつ登場です。

前に「彼女の声にヴァイオリンは合わない!」と断じた私だけど、今日は巧いこと相互作用していたように聴こえた。テキトーな印象だと、前はヴァイオリンと歌のメロディーがぶつかりまくっていたように思えた。今日は引っ込みどころ、聴かせどころがバッチリ合っていた。

ここまで目立っていいのか!?というぐらいは今日は雨宮麻未子、ガンガンだったな…茶髪、トレンカって扮装だったから若い人(20歳前半?)なのかなーとか思った。

高井城治のギターは逆に、こんなに小さくていいのか?ってぐらい音量小さい。あの髪型、容貌からするとロック系のギターとか、それこそピロピロ~って速弾きとかしちゃいそうなのに、黒子に徹する。今度「ジョージィィィィィィィィィィィィーーーー!」って叫ぼうかな、なんか好きだわ。

ヴァイオリンがあるから"好きだよ"やると思ったら、やらない。ギター置いてあるから"tell me love"やると思ったら、そっちはやった。

新曲の"LIFE"は、なんか合唱曲?みたい。歌い方もママさんコーラスっぽくて、なんか期待してたのと違う…自分が勝手に望んでいるのはこういうのじゃない。“花火"に期待する。で、樹海の"浴衣恋姿"はいつ発表?

フェアウェル・ソングとして定着しつつある"And U”。今回は広沢タダシではなく、白津由衣とRie fuが御一緒。Rie fu、やっぱウメー。アンコール3曲ってのも豪勢ね。

あー、なんか椅子が硬くて疲れた。始まりから終わりまで椅子に座りっぱなしのライブって初かも。なんか柱に凭れかかってアルコールちびちびやりながら見ても良かったかも。次回そうしよう。

チャリティーライブっての知らなかった。なんか「人のためにも、自分のためにもなかったから凄い良かった」とか言ってたから、毎年チャリティーライブとして慣例化したらいいんじゃない?チャリティーライブって被災した年はみんなやるけど、だんだん人々の関心がなくなってくるとやらなくなるから。

にしても・・・イベントの趣旨としては成功かもしれないが、個人としては何の刺激も感動も(あんまり)なかったな・・・タイナカ彩智フル1時間のほうがまだ良かったかも。彼女も新しい曲を中心にやっていくけど、古くからのファンのために内輪ではナツメロって感じで活動していくのかね…それ嫌だなー。

チケット争奪にならない普通のライブでも昔の曲も混ぜつつやって欲しい。そう、「独り占めしたい」をね…これ生で聴くまでは死ねないのよ。

ごめんさい、ホントテキトーなブログで…