有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2010年08月29日 16:55:00 JST - 7 minute read - Comments - Music

一瞬会場を間違えたかと思うほどの女子率、これが女子力

ALvino翔太 presents「うたのわ」vol.1。会場、池袋BlackHole、着くと長蛇の列が…驚いた、150人分ぐらいの先行発売されたALvino翔太ファンはオール女性。151番以降からチラチラ、タイナカサチファンと思われる男性が混ざる。

にしても、ここはスタッフの対応がキチンとしている。店の前の道が狭いのもあるだろうけど、こんなにぴっちり入場整列されたのは初めてかも。電話予約の後のチケット発券の際も「当日は混雑が予想されますのでロッカーとか使えない可能性があります」みたいな助言もしてくれた。

でも、ここってV系、HR/HM系バンドの出演が多そうな所だからタイナカサチが出演するのはちょっと違和感があった。

今回、ALvino翔太が主催ということで最新フルアルバム「alone」は借りて聴いたんだけど、他の出演者はノーマーク。改めてバンドメンツを見るとL・E・V・I・N…あれ?みたことあるな、Siam Shadeのドラマー?いや違う、La’cryma Christiのドラマーだ。それと、Peaky SALT。すいません、全く知らなかった(出るということも、某歌手の息子さんってことも)。

メンバー入場の際、LEVINにすごい歓声が!?な・何故?ALvinoファンはV系ファンが多いのか?(後で調べたらALvinoのサポートドラマー)。それにしても、タイナカサチのライブでは聴けない大歓声。タイナカサチのファンの方々の熱意も負けない位あるんだろうけど、それをあまり表現しないからねー

ともあれ、開始。セットリストはこんな感じ、順番は怪しい・・・

  1. LA・LA・LA LOVE SONG / 久保田利伸 Vo.翔太・ユウ・タイナカサチ
  2. First Of May/ The Bee Gees Vo.翔太
  3. やさしいキスをして / DREAMS COME TRUE Vo.ユウ
  4. 罪と罰 / 椎名林檎 Vo.ユウ
  5. ピカピカ / Peaky SALT Vo.翔太・ユウ
  6. BURN / THE YELLOW MONKEY Vo.翔太・ユウ
  7. One more time, One more chance / 山崎まさよし Vo.タイナカサチ
  8. 八月の夜 / タイナカサチ Vo.タイナカサチ
  9. 星のかけらを探しに行こう / 福耳 Vo.翔太・タイナカサチ
  10. はじめてのチュウ / あんしんパパ Vo.翔太・ユウ・タイナカサチ
  11. 斉藤和義 / 歌うたいのバラッド Vo.翔太
  12. Tears In Heaven / Eric Clapton Vo.翔太
  13. My Mother’s Day / ALvino Vo.翔太・ユウ
  14. Ya-Ya-yah / CHAGE&ASKA Vo.翔太・ユウ
  15. Choo Choo TRAIN / EXILE Vo.翔太・ユウ・タイナカサチ
  16. 君とのメロディー(タイトル失念?新曲) / 翔太 Vo.翔太・ユウ・タイナカサチ
  17. I’ll Be There / Jackson 5 Vo.翔太・ユウ・タイナカサチ オマケ(ワンフレーズだけ)
  18. プレイバック Part 2 / 山口百恵 Vo.翔太
  19. 俺ら東京さ行ぐだ / 吉幾三 Vo.翔太

初め「LA・LA・LA LOVE SONG」を聴いたとき、何だこのカラオケみたいな音響は、と思った。ちょっとバック演奏陣の音量絞り過ぎな気が…

翔太は、過剰にビブラードとか掛けたり、伸ばしたりしない素直な歌い方。彫りの深い顔をしていて、大きな目で開いて、スマイルを振りまきながら歌う。ファンの「可愛い」の声も納得。MCとか準備した感じではなく、気持ちそのまま語っているようなピュアさを見せる。

Peaky SALTのユウ、初めて声聞いたけど、声も太めで、男性受けも良さそうな感じ。HATSの二方はほんと絵に描いたような好青年たち(まさに草食系…)。

イエモンのBURNは自分も好きな曲だったけど、一緒に歌う人はあまりおらず…(ALvino以外の男性曲は終始こんな感じだった)

タイナカサチはMCで「今日は男性が多いから、男性曲を歌います」という一瞬???なボケをかます。女性が多いって言いたかったんだよね。で、山崎っすか。正直、山崎のあの歌い方は嫌いだけど、まあサチ嬢が歌うならOK。

次はオリジナル"八月の夜"。音源化されていない曲を…まあ、ここでいきなり感情ダダ漏れまくりなバラードよりはキュートなラブソングが良いと判断したんだろう。もしくは翔太のリクエストか。

加藤ミリヤの"さよならベイビー"に共感を覚える女子が多いっていうから、あえて場が白けようが"さよならを言えばいいのに"、“独り占めしたい"とか失恋ソング、まあベスト盤の売上を考えれば"抜け殻"をやっても良かった気もする…

翔太が愛聴していたRichard ClaydermanのMCを挟んで、“星のかけらを探しに行こう”。今日やったカヴァーで唯一知らなかった曲がこれだったね。そんな福耳って人気あんだね。ジェネレーションギャップか。BARBEE BOYSの曲だったら知ってたんだけどな。* *

シリアスに歌われると一瞬曲名が分からなかった"はじめてのチュウ”。素直にいい曲って思える。セカンドアルバムの 新譜インタビューで大好きなラブソングってことで挙げてたねー。

その後、ファンには驚愕のファースト・キス・暴露コーナーへ。翔太はブログとかで書かないで!と言っていたので書かないでおこう。サチ嬢は…

「これから」と、一旦誤魔化したが、「それなのに、あんな歌詞を書いているんだ」突っ込まれたので、「したことある。おもいっきりある!」と全力肯定。嘘つきと言われるのがそんなに嫌だったのか…でも、そのせいで、歌詞カード破って、それを写真に撮って、2chに晒して、写真を送りつける人が現れないか心配だよ…ってジョークよ。とにかく、中3って言ってたかな。

alutoもカヴァーした"歌うたいのバラッド"。あのシモネタばっかり言っていた斉藤和義がこんなにも万人に愛されるアーティストになるとは思わなかったよなー。

Eric Claptonと聴いてまさか"いとしのレイラ"じゃないよな?と思ったら、ベランダから愛児が落ちて亡くなった悲しみを唄った"Tears In Heaven"。この曲、一時期プロもアマもこぞってカヴァーしていたので、申し訳ないが、個人的には聴き飽きた楽曲だった。

そして、最新シングルから"My Mother’s Day"。遠藤正明の"BELIEVE IN NEXUS"を借りたとき、「オッ!ALvinoだ、一緒に借りようかな(同じアニメ「遊☆戯☆王5D’s」のEDテーマ)」と思ったんけどね、借りなかったんだよなー。こん時、激しく後悔したよ。なかなかイイ曲だった。

まさかの本編ラスト曲はChoo Choo TRAIN。よもやロックバンドのヴォーカリストがこういうダンスグループの曲をカヴァーするなんて!!!まあ、私は勿論知っている曲だったから一緒に歌った。さすがに飛び跳ねる人は出なかった。いくら女子力が強烈といっても跳ぶまではなかなかいかないようだ。

アンコールは昨日できたばかりという新曲をみんなで合唱。ホントの最後の最後はなぜか"I’ll Be There"。ちょっと選曲カッコつけすぎたんじゃないかなー、最後なのに余り唄っている人がいなかった。

以上で終了ー。にしてもマイクの音量、サチ嬢のだけデカかった…「ちょっと、翔太の声聴こえないじゃない!」みたいに切れられていないかドキドキした。それとも同じ音量レベルなのに尾崎紀世彦ばりの声量ゆえ(嘘)デカくなってしまったのか…

しかも、ここ最近はデニムだったのに、今日に限って(?)セクシーな生足がお見えする短パンだし…「ちょっと何、翔太に色目使って誘惑してる、腹立つー」みたいに思われないか、これもハラハラした。でも、翔太ファンの皆さんはとても優しくて退場の際に「さっちゃーん」と歓声を送って頂いて、感謝してます。

サチ嬢が参加した曲はあまりなかったけど、カヴァー曲はホントにベタすぎないか?!というぐらい有名曲ばかりだった。会場のBGMでひたすらLed Zeppelin流すし、サポメンにLEVINいるからそれも期待したけど、やっぱなかった…サチ嬢が歌うツェッペリン聴いてみてぇぇぇぇ。

翔太、ユウもメジャーアーティストということで場の雰囲気を作るのも巧いもので、MCも面白かった。MCでの貢献度(+マイクの音量)も高かったせいかサチ嬢の存在もあったように感じた。ALvino、Peaky SALT、サポメンのファンも含め、楽しい時間が送れました。ありがとうございます。

Tags: Sachi and Friends

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