土日費やして、Windows Vistaから悪評高いWindows 8にアップグレードしてみた。メモリーの制限3.3G(8G搭載)がなくなる64ビットにしたかったし、32ビットから64ビットのアップグレードは、必然的にクリーンインストールになるからだ。
インストール自体は1時間ぐらいで終わった。でも、Microsoftアカウントの氏名を漢字で入力して、ログインするとユーザー名が全角に!マルチバイトのユーザー名なんて、社内の公用語が1バイトな楽天の三木谷社長でなくても、不具合が出そうで怖いよ。
後から、アカウントの氏名を変更しても、ユーザーフォルダーは変更されなかったので、別のユーザー作って、「有馬」のユーザーを消すという面倒なことに…氏名は英語で書いたほうがいいね。
セキリティーを強固にしたのか、UACを最低に設定しても、システムドライブ直下、Program Filesでの操作に、確認が入り、完全には無効化されない。更に、セーフモード、ドライバ署名の強制を無効での起動がいちいち、カスタマイズでの再起動→スタートアップ設定で行わなければならず、不便。
しかも、わざわざ、ASRockの変態マザーボードZ77 pro 4使ってるのだからと、ultra fast起動にしたら、大して速くもならない(そもそもSSDでなくてHDDだから?)。それが原因か、なんなのかハッキリしないが、カスタマイズ再起動後のスタートアップ設定画面でキーが効かないという現象に襲われ、UEFIインストール取りやめて、再インストール。2時間近くが無駄に・・・
BIOS、UEFIの設定をいちいちWindows経由で起動しなければいけないのは危険な香りがする。実際、ブートローダーがいかれたら、面倒なことになったとかブログで見たし、UEFIでUtra FastをDisableにしても、電源オプションで「高速スタートアップを有効にする」のチェック外しても、元に戻せない(Windows起動できない)。
ノートPCやタブレットで使ってる人以外、そんな積極的に設定するものじゃない。起動速度が、3割、改善されるって程度のものだし。
再インストール後、デジタル署名のない野良ドライバーのインストールも無事に成功。しかし、TVTESTのバグで Microsoft DTV-DVD Video Decoderが使えないために、地デジ視聴ができない。グホッ!まあ、それはPOWER DVDの CyberLink Video/SP Decoderのデコーダを入れることで対処。この時はCyberLinkに感謝した。
しかし、Blu-rayを視聴しようと、「CyberLink PowerDVD の安全性が危険な状態です。 ウイルス対策ソフトを確認するか、CyberLink PowerDVD を再インストールしてください。」と、再生できない・・・ひでぶー。CyberLinkの対応としては、最近のソフト持ってる人は、更新バッチ当ててください、とのこと。
対応バージョンのバッチが見当たらければ、新しいバージョンを買え!と相変わらずの糞っぷり。しかもアップグレードの値段、普通に五千円以上、しかも古いバージョンからだと、更に千五百円程度上乗せ。さすが、Blu-ray再生のためのACCSキー更新したけりゃ、新しいバージョン買ってね!という対応をしているだけのことはある。
もう一台増設しようか考えてるBlu-ray/DVDドライブ買って、その時についてくるバルク品で済まそうかと考えたが、最新バージョンが12なのに、付いてくるのは10。どうせ1年、2年ぐらい経ったら、直ぐAACSキー更新とか、バグ修正などの対応を打ち切るだろうから、放置。
いいよ、別にMedia Player Classic Home Cinemaで見るから…しかし、ホント、こんな対応しかしない会社のソフトよりDVDFab メディアプレイヤーとかのほうがマシな気がする。
で、肝心のWindows 8の操作感は、タブレット仕様な操作、アプリがデスクトップとして使おうとしている人には、ミスマッチだな~と感じるが、UbuntuのUnityである程度の免疫がついていたので、それほど気にならない。
タスクバーにピン留め、アプリ検索のショートカットWin + q
などを駆使すれば、特に困らない。それに、Win + x
のショートカットキーで、システム操作のメニューを出せるのは便利。それに高性能な仮想マシン環境を実現できるというHyper-Vも付いてくるし、早くUbuntu突っ込んで動かしてみたいぞ!