タイナカサチのレコーディング開始に胸踊らせる今日この頃。彼女に出会えてラッキーだったこと、その1がFateとの出会い、その2が樹海との出会い、そして、その3が梶浦由記との出会い(勿論その4・・・と続くよ)。
梶浦由記のライブDVDはこれまで全部購入しているが、どれも全部オススメ。12/1にはKalafinaのライブ作品が発売。しかもBlu-ray版も出る!DVDの方が音声ファイルがぶっこぬけるし、どうしようかなーと思ったけど、Blu-ray版を購入。
てなわけでBlu-rayから音声ファイルぶっこぬき作戦開始。
でも、そんなむずかしくない。まず、 Any DVD/Any DVD HD1をインストールし起動する。すると、プロテクト無効になる。
そして、 tsMuxeRをダウンロードし、展開。インストールとか不要で、解凍されたexeファイルをクリックするだけという優れもの。
iputタブのaddボタンを押して、[Blu-rayが入ったドライブレター]:\BDMV\STREAM
配下にあるm2tsファイルの中からサイズのデカいファイルを指定し、追加。
Tracksの箇所で音声ファイルだけをチェック済みにする。 Outputのラジオボタンを Demuxに選択して Start demuxingボタンを押下。
すると、WAVEが出来る。
ただ、これだとチャプターごとに分割されていなくて1つのm2tsにつき、1つのWAVEしかできない。
あれこれチャプターでぶっこぬけるソフトが無いか探したんだけど、 tsMuxeRはファイルサイズごと、一定の時間ごとと分割はできるが、バラバラに指定できない。部分抽出としてなら開始時間、終了時間を指定できるが・・・ともかくBlu-rayからチャプターでぶっこぬくのは諦めた。
せめてチャプター情報を解析できないか?ということで、 BDInfoをダウンロード。 tsMuxeRと同様にインストールとか不要で、解凍されたexeファイルをクリックするだけ。それを使って解析を行う。
Brows.. で Select the Source BD-ROMに[Blu-rayが入ったドライブレター]:\BDMV
を指定し、 Rescanボタン押下。
解析が済むと View Reportボタンが有効になるので、押下する。
長さ、再生開始時間などが分かるので、それをメモ帳か何かで保存しておく。
WAVEさえあれば、それを編集するソフトが無尽蔵にあるので、 WaveZというソフトを私は使用。
有名な SoundEngineはデカいサイズが駄目なのか無理だった…(有り得ん)。色々、Wave編集ファイルを試したんだけど、自分で分秒コンマ単位を打ち込んで分割できるファイルは皆無に等しく WaveZ2ぐらいだった。しかも、このソフトは分割情報をテキストファイルに出力したり、テキストファイルから読み込んだり出来る。
追記: 2018/11/04
勘違いだった。数年後、試したところ、分割できた。しかもWavezよりも簡単に分割できるので、SoundEngineを使うことをオススメする。
SoundEngine FreeスクリプトでWAVを一括分割する
追記ここまで
追記: 2021-04-09
更なる勘違いだった。数年後、試したところ、SoundEngineで分割できないWaveが存在した。より確実な
Audacityを使うことをオススメする。
Audacityでラベル毎にファイル分割・変換する
追記ここまで
Kalafinaの本編のファイルは 00002.m2ts、00003.m2tsの二つに分かれていたので、まず編集しやすいように結合。
そして、チャプター情報を元に分割開始、分割終了の分秒コンマを入力し、分割。 BDInfoで解析した長さは hh:mm:ss.ms時間(2桁):分(2桁):秒(2桁).ミリ秒(3桁) に対して、 WaveZは 分(可変3桁):秒(2桁).ミリ秒(2桁) での編集になるので、1時間毎に分に60をプラスし、ミリ秒は精度を一桁切り捨てて入力する。
1-26までが本編。なので2:06:53が 00002.m2ts、00003.m2tsから抽出した音声ファイルの合計時間(2:06:45)と同じになるはずだが、8秒ぐらい誤差が出たのが気になる。
しかし、分割して聴いてみた結果は誤差なく開始時間、終了時間が映像通りになっている。試しに映像で2:06:45から2:06:53までの間を観直してみたが真っ暗な映像と無音状態だったので、まあ気にしなくていいのかなと。
で分割して終了と。あとはCDに焼くなりMP3に変換するなり自由と。
DVDなら2ステップで済むようなことが5ステップぐらいかかったが、とりあえず、結果は満足。今回は音声ファイルがLPCM(リニアPCM)とCDと同じフォーマットだったが、最近はドルビーデジタルだけの場合が増えている。そうなってくると分割処理とかがまた異なってくるが、それはその時考えれば良いか・・・さあ、これでタイナカサチの旧作品がBlu-rayで再発売されたり、これから発売されても怖くない。
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Blu-rayリッピングソフトは MakeMKVとかやってみたけど、これはまずはプロテクトがかかってないMKVに変換するソフトでまず変換が必要なので、パス。そもそもの目的はバックアップでなくて音声ファイル抽出なので・・・MKV自体の動画再生が、 POWERDVDは対応していないし、 GOMPlayerと MPCHC(Media Player Classic - Home Cinema) ぐらいしか無理。更に再生支援機能を使っての再生が、自分の環境だとMPCHCでないと無理で、バージョンによってはそれすらうまくいかない。自分は1.4.2499.0(.x86)本体+1.3.1458.0(x86)日本語化パッチの組み合わせで上手く再生はできた。
結局、値段は張る(109EURO)けど AnyDVD HDにした。今は永久ライセンスのアップデートLIFETIMEが今年まで、更に20%引きということで購入しちゃった。将来的にはBlu-rayも再生、リッピングがフリーで出来るようになると思うが、AACS(Advanced Access Content System)の存在ゆえに完全無料化は結構遠い先かも知れない・・・ ↩︎ -
最新ベータ版(1.70beta)でなくて、最新安定版(1.64)実行ファイルで大丈夫だった。最新安定版はトップページのWaveZの画像をクリックした先にある。何にせよWave編集ソフトが数の割に使えないものばっかりなのは驚いた。 ↩︎