タイナカサチが師と崇める広沢タダシのイベント「Atomic Monster Festival Vol.5」に行って来た。場所は、ワンマンライブツアーでお世話になった7th Floor。
しかし、今回そこの人員誘導が最悪だった。前回は建物の前までスタッフが来て、大きな声で整理番号を読み上げていたが、今回は建物中、エレベーターの前で整理番号を読み上げた。
初め、人員誘導が始まったことすら分からなかった。しかも、自分が「もう少し大きな声で言ったほうがいいですよ」と言ったら、「(だから)整理番号の早い人は先頭にきてくださいって言いましたよ」と逆ギレ気味に返答。だから、その言葉すら聞こえてないって言うんだ!
人員誘導ってライブハウス、主催者(DISK GARAGE)、アーティストのスタッフ、誰がやるのか分からないが、サイテーだった。終演後、サインする広沢タダシの横にいた奴だが、マジで切れそうだった。
ともあれ、18:00を5、10分すぎて開始。いきなり広沢タダシが歌いだすので驚いた。「FRIENDS UNPLUGGED」「理想郷」ぐらいしか知らないし、「雷鳴」の発売日を失念していて慌てて注文したのだが間に合わなかった。
間に広沢タダシが入って1曲披露して、ゲストが来て3曲披露、最後1曲はゲストの曲を広沢タダシと共演という流れだった。
で、紹介の後タイナカサチがトップバッターで登場。広沢タダシとそのまま"ペンギン"。そして、ひとりになって"好きだよ"、“三日月”、最後にまた広沢タダシと"&You"。
ウッホ、あまり私の好きでない曲ばかりを…かろうじて"好きだよ"を情感たっぷりというか歌い上げてくれて救われたけど…せめて"愛しい人へ"とか代表曲やろうよ。オジちゃん挫けちゃうよ。あと、新曲だったら"イノセント"が良かったなー。重め、暗め曲だから遠慮したのかね。しかも、今日は相手が悪かった。
2番目のコトリンゴという歌手が凄かった。ピアノがメチャクチャ上手い!素人が聴いてもずば抜けてるのが分かった。“こんにちは またあした”、“hedgehog”、“渚”(スピッツのカヴァー)、“おいでよ”(と思う…)を演奏。“こんにちはまたあした"は月桂冠「つき」CMテーマソングにもなった曲だから、知っている人は知っているのか、私はそんな曲あったかなーとか思ったが…
渡和久が「有名な学校出られて」と言っていたが、バークリー音楽院に留学って…なんじゃこの化物は。別に音楽は学歴ではないが、そのオサレ感漂う楽曲と超人的な演奏、「ゲ…サチ嬢が埋もれてしまう」と余計な心配をした。今日はコトリンゴの演奏を聴けた、見れただけで来た価値は十二分にあった。
そして、風味堂の渡和久。
すいません、風味堂は1,2は聴いたことあるんだけど、ソロは知らない…“メロディー"をやったのは分かった。いや、これまたお洒落ねー。なんかウィスキー飲みながら日中問題を隣の人と語りながら、聴きたかったわ。
その後、広沢タダシとのユニット、その名もソリッドで"シェイプアップ"という曲を披露。なんか一番印象に残ったのはこの曲だったりする。
ホストである広沢タダシは"秋風”、“ファミリーレストラン”、“LAST TRAIN”、“始まりは夢の中”(?自信ない)、“温かい季節”(?新曲)を演奏。最後にみんなでやったのって風味堂の"LAST SONG"だっけ?あーもう忘れちゃったな。これからも広沢タダシ、風味堂と縁が続くならガッツリ聴かないとな…
ともあれ、めでたく終了。広沢タダシがもっとガッツリ前に出てきて歌うイベントかと思ったら、寧ろ控えめな感じで驚いた。“ファミリーレストラン"とか、女性とメニューを並列にして唄う辺りが面白いなーとか思った。帰り、明るいところでサインする広沢タダシを見たが、凄い二枚目で驚いた。リア王・水嶋ヒロ系?
ぶっちゃけタイナカサチの良さは、聞いているこっちが赤面するぐらいの感情丸出しな若さ、青さ、真っ直ぐさ、イモっぽさ(ベタベタ感)だと個人的に思ってるけど、どうなんだろうね、今日のこういうメンツの中で彼女の存在ってのは…
先輩方に押され気味だった感は拭えないが、コトリンゴ、ワタリンゴ、広沢タダシンゴ、そしてサチ○コ。猫を被った今日、この発言だけは強烈な笑激を与えたのは間違いない。