Head Phones Presidentのインストアライブに行ってきた。何年ぶりかの新宿TOWER RECORDS。ずっと前に渋谷でGoldbrickのインストアライブ見たっけなー…新宿では初。
HMV派になってから、ここに訪れることもないと思ったが、アコースティック・セルフカヴァーアルバム「Pobl Lliw」がタワレコ限定発売。一昨日ぐらいにBURRNで読んで買った。購入予定もなかったけど、何かね。
「Folie A Deux」、「PRODIGIUM」、「toy’s box」、「Vacancy」、「VARY」持っているし…去年LoudParkで見て、スゲーと思ったし、限定という言葉に負けた。でもインストアライブには行くつもりはなくて池袋で買った。それでもサイン券は付いていた。
だけど、僕はサラリーマン。どうせ早い時間だろうなーと思ったら、21時?!これなら来れるかも…と思って、まわりが残業している中、間に合うようにして上がる(それでも20時になんだけど・・・何だろうね、この職場)
着くとやはりそれなりの人だかり。でも狭いな…ちょっと待つとなんとDomenicaが!!!これまたサプライズ。さすがに買ってはいなかったが、「The Luxury」は借りて聴いてたよ。しかも、やって1、2曲と思ったら4曲もやってくれた。昨日、誕生日のようでベッキーおめでとう。
骨太なサウンドを聞かせてくれたアルバムとは別に、今日はセーブして唄っているような感じ。解説が書いているように同性もカッコいいと思えるエッジの効いた歌声が余り聞けなかったのはちょっと残念。でも、ハの字に眉を下げながら唄う姿が可愛らしかった。
にしても英語、元からわらんかったが、昔よりさらに分からんくなってるー。ヤベー、マジで英語勉強し直した方が良いかも…
で、Head Phones President。なんか、anzaの格好が普通にオシャレだ。道歩く人は綺麗な(香里奈似?)女の子が唄ってるように思ったろう。さすがにドレスじゃ来ないよね。
LoudPark'09で見たとき、想像以上の声量、呪術的なヴォーカル、土俗的なサウンドにカルメン・マキ&フラワートラベリンバンドみたいだーと勝手に思ったが、やはり凄い!!!もうにわかファンなので恐れ多くてセットリストとか書けないし、多くも語れないけどね。
でも、今回のようなアコースティックなサウンドで、囁くようにこれだけ音程がぶれずに音が出せるのはちょっと尋常じゃない。高音や大声で叫ぶよりも、もっと高度で技術がいることだと思う。正直、口パクか?と思ってしまうぐらいだ。
しかもろくなリハーサルもなかったろうに、ヴォリュームコントロールとか見事なもので、初め口とマイクの距離で調節しているのかと思ったが、それよりも自分の声で調節している部分のほうが大きいと思った。裏声も地声と殆ど変わらない音量で出ているし…ボーカルスタイルも独特ながら、演奏陣含めテクニシャン揃いのバンドだと驚嘆するしかなかった。
BURRNのインタビューでは物騒なことばっかり言っているし(世の中なんかクソ喰らえみたいな)、LoudPark'09では「あんがとやんした」みたいな一言で終わったので、ヘヴィメタ界の沢尻エリカとこれまた勝手に思っていたが、今日は終始笑顔が見れた。サインでも笑顔で握手してくれて、これまたビックリだ。
でも、なんか緊張してしまってろくに会話できなかったなー。みなさん強面の割に良い人そうだった。更にDomenicaと会話するチャンスもあったのに、笑顔で握手しか出来なかった。自分のヘタレさに凹んだ。
でも、ライブはなんて言うんだろ、圧巻だった。このセットで30分間、ここまでの感動、または衝撃を与えれるバンドは決して海外含めて多くないと思う。もちろん、Head Phones Presidentは結構なキャリアがあるのは知っているが、それにしても一言で歌手、バンドと言ってもこれだけの差があるんだなとヒシヒシ感じた。