有馬総一郎のブログ

(彼氏の事情)

2010年08月22日 22:07:00 JST - 2 minute read - Music

オレの甲子園は今日始まった・・・そして今日終わった・・・ part 2

7th floor戻ると森翼。

爽やかな青年のアコギに乗ったハイトーンが心地良い。ぐるぐる体が回りそうに楽しそうに演奏している姿が、こちらにも伝わってきて見ていて微笑ましい。

なんか草食系ヴォーカル、バンドは飽きた、と思いつつ、こちらの方が見ていて楽しい。MCも勢いだけでなくて、ウェットを含んだユーモアがある。

自分だけでなく、客も楽しませようという姿勢がエンターテイナーだな。分かる奴だけ分かれば良い、ってのも実力があればカッコいいけど、ないやつがやると単なるマスターベーションだからな。それも見る価値もないと始末が悪い。

続いて、関取花。

写真より可愛らしい。そして、小柄だ。

初めの2曲は淡々としかも笑いもしなかったので、こういう方針なのかと思ったら、単に緊張していたっぽい。その後もギターをチューニングしながらぽつりぽつりと天然なのか、実は計算なのかドカンドカンと笑いのMCを投入。

「全力投球、全力投球、全力投球・・・」と連呼してまずは一発目の笑い。「笑ったらいいと思いますよ」で二発目の大笑い。「AKB48、私も好きです」で三発目の大笑い。

二発目の笑いが、サブカルチャーな笑い。エヴァンゲリオンの碇シンジの台詞だとは気付かなかったよ。いや、あの場にいた人もそれで笑ったんじゃなくて、強引なMCに笑ったんだと思う。

19歳も合点のいく外見も中身もキュートなアーティストだ。何故、「関取」?体型コンプレックス?しかし、小柳ゆき、西川貴之、Ronnie James Dioのような小柄なアーティストの例に漏れず、凄い声量。なにか「はぁぁぁぁぁ」と伸ばすロングトーンの声が日本人離れしている。

アコギの演奏はちょっとお粗末ながらも、その声、曲からは凄いパワーを感じた。何だろうね、最近の女子力のハイレベルさは。